ペディグリーの原材料・成分と口コミ評判
ドッグフードの代名詞ともいえる「ペディグリー」の登場です。
ドッグショーなどのスポンサーにも名前を連ね、ドッグフード界でその名を知らない方はいないでしょう。
日本でもほぼ、どこでも置いてあるドッグフードであり、親しみ深いものです。
日本で馴染みのあるドッグフード
「すべての犬に温かいお家を」
このコンセプトは、フードや缶詰のラベルにも書かれていて、見たことがある方も多いでしょう。
その一環として、保護犬支援活動などにも力を入れており、1968年にカルカンペットフーズを買収した頃、アメリカでの支援活動を開始しました。
その後2008年にはペディグリー財団をアメリカに開設し、保護センターなどに助成金を提供するなど、本格的な支援を行っています。
ペディグリーは、ロイヤルカナン、ニュートロ、カルカンなど多くのペットフード会社を所有するマース社の、代表的なドッグフードです。
添加物・酸化防止剤の使用
では、実際に使われている原材料や成分についてみていきましょう。
成犬 小型犬用 チキン・チーズ入り曖昧な原材料表記
主原料は言うに及ばず穀類となっています。
驚くことに、穀物の種類が一切書かれていないため、小麦なのかとうもろこしなのかすら分かりません。
たんぱく源も肉類、魚介類となっていて、こちらはチキン、ビーフなどの記載はありますが、「等」という文言が不安をさらに煽ります。
着色料に酸化防止剤(BHA・BHT)
ペディグリーの粒を見れば、非常に鮮やかな色がついていることがわかります。
野菜類も配合されているのでその色味もあると思われますが、4種の着色料が使用されています。
その中でも、赤色102号、黄色4,5号については自主規制対象となっていることも知っておくべきことです。
また、酸化防止剤についても同様で、禁止はされていませんが多くのペットフードメーカーが自主規制しているBHA、BHTの使用があります。
初期のレシピで止まっているかのような原料
ペディグリーはマース社の代表的なドッグフードです。
そのためか、レシピがまったく変わることなく現代まで来てしまったのではないかと思われるほど、時代遅れの内容になっています。
日本でいえばビタワン的な位置づけになるでしょうが、原材料についてはビタワンの方がいくらも上といえます。
たんぱく質量も総合栄養食基準ギリギリの18%という保証値。
ビタワン同様、「おなか一杯食べさせる」ことを重視したドッグフードと言えるでしょう。
しかし、安全性に疑問のある添加物を多く使用している点で、ビタワンの足元にも及びません。
購入者の口コミ・レビュー
便の状態が壊滅的になるという口コミが見られます。
これは実は私自身も経験があり、フードを切らしてしまった時に緊急避難的にペディグリーを与えましたが、レンガ色のような非常に柔らかい便をして、取り除くのに苦労したことがあります。
また、着色料についても毒々しい、おしっこにも色がつくなどの声があり、購入をやめたという方もいました。
一度は安さに惹かれて試したものの、やめてしまったという人も多くみられるドッグフードです。
値段に惹かれて購入しましたが、切り替えた途端、下痢が続くようになったので1袋食べ切る前に止めてしまいました。
価格と購入方法
価格帯は1kgあたり300円前後からとなります。
ホームセンターやスーパー、ほぼすべてのフード売り場で購入することが出来ます。
大袋は小分けになっていませんので、保存に気を使う必要がありますね。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
原材料については☆1つすらつけることは出来ません。
ここまで適当な表記がまかり通るのも驚きですし、いくら安いからと言っても、もう少しなんとかならないのかと思いますね。
反対に「書くことが出来ないのでは?」という疑いすら持ってしまいますよね。
ラインナップも豊富で、手軽に購入できるのは非常に魅力ですが、与えることには抵抗があります。
目に見えない不安ではなく、便の状態などあきらかに「これはない!」という症状が出てしまう犬がいる以上、おすすめは絶対にできません。
以上のことから、評価は☆1です。
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