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甲状腺機能低下症の犬に与えるドッグフード選び

動物病院やお散歩中に、抜け毛がひどいだけでなく皮膚が黒ずんでいる犬を見かけたことはありませんか?

皮膚トラブルかな?と思いがちですが、実は甲状腺機能低下症という病気の可能性があります。

人間でも「橋本病」という慢性の甲状腺機能障害がありますが、犬にも同じように起こる病気です。

今回は、甲状腺機能低下症の特徴や治療、その後の食事管理についてまとめました。

甲状腺機能低下症に最適な食事(ドッグフード)について知りたい方はこちら

甲状腺機能低下症とは

甲状腺は喉の近くにある器官で、細胞の代謝を上げる働きを持っています。

その働きが強すぎてしまったり、反対に弱くなってしまうと体のあちらこちらに障害が出てしまいます。

甲状腺機能低下症は、その働きが弱くなってしまうことを言い、主に4歳~10歳の成犬から老犬に多い病気です。

特定の犬種(ドーベルマン、ゴールデン・レトリバーなど)では2歳ころから発症することもありますし、非常にまれですが生まれつきの場合もあります。

甲状腺の機能が強くなりすぎる「甲状腺機能亢進症」もありますが、犬の場合はほとんど発症せず、低下症にかかる犬が90%以上です。

犬の甲状腺機能低下症の症状について

原因

先天性は非常にまれで、ほとんどが後天性です。

自己免疫疾患

本来ならば、外部からの刺激や異物を排除するはずの免疫が、なぜか自己の甲状腺を攻撃してしまうことで炎症などが起き、甲状腺の機能が低下してしまう場合があります。

突発性甲状腺萎縮

原因はよくわかっていませんが、甲状腺が委縮してしまい機能を果たせなくなります。

クッシング症候群との関連

クッシング症候群にかかった犬のおよそ半数が、甲状腺機能低下症を併発するという結果が出ています。

症状

非常に多くの症状があることも特徴のひとつです。
そのため、病気の診断には細心の注意が必要です。

基礎代謝の低下

元気がなくなる、動きたがらなくなる、散歩を嫌がるなど、基礎代謝低下の影響が出ます。

また、異常に寒がるようになったりする場合もあります。

代謝が落ちるため、太りやすくなる傾向もあります。

皮膚トラブルの頻発

代謝が正常な場合は、抜け毛の後もしっかり新しい毛が生えますが、代謝が弱っていることから、毛が抜けやすく、新しい毛が生えてこないという現象が起こります。

首や脇などのこすれる部分は顕著ですが、尻尾はさらにひどく、ネズミのしっぽと呼ばれる状態にまでなります。

また、脱毛した部分の皮膚に色素沈着が起こり、皮膚が黒ずんできます。

全身や顔面のむくみ

水分の代謝が落ち込み、皮膚がたるむような状態が起こります。

顔もむくみ、皮膚がたるみシワがよるため、なんとなく情けない表情というか、悲しそうな表情に見えるのも特徴です。

このほかに、心拍数が低下したり血圧が低くなったりしますが、多くは老犬特有の症状と混同されがちになるため、気になったら放置せずに検診を受けましょう。

診断

血液検査をし、ホルモンの量をはかることで確定診断できます。

さらに、ホルモンを見る専用の検査がありますが、血液検査より高額です。

治療法

  • 外科治療・投薬の他にドッグフード(食事)も大事

甲状腺機能低下症自体は、ホルモンの量を適量にしてやることで一定の改善が見込めます。

投薬開始後、1~2週間でむくみや運動に対する意欲が改善され、4ヶ月から半年程度で皮膚トラブルなども改善されれば、薬の量が合っている、ということになります。

ただ、改善したとしても「完治」というわけではないので、一生涯にわたっての投薬が必要になります。

薬は比較的安価なものが出ていますので、さほど大きな出費にはなりません。

それよりも、クッシング症候群など他の病気が原因で起こっている場合には、そちらに対する治療も行う必要があります。

これらには、外科的治療や投薬などの他、食事管理も必要になってきます。

食事管理について

甲状腺機能低下症の場合、消化吸収する力が落ちる、食事量は変えていないのに太るといった症状があります。

そのため、消化吸収の良い良質のたんぱく質をとり、腸内環境などを整えるために善玉菌を増やすことが良いです。

海藻などに多く含まれるヨウ素摂取も効果があるので、そういったものが含まれるドッグフードが効果的です。

さらに、オメガ3脂肪酸が甲状腺機能低下症の症状緩和に役立つとする報告もあるので、魚やココナッツオイルなどの良質な脂も適量必要です。

手作り食は難しく、アブラナ科の野菜など取り扱いに注意が必要なものもあるため、ドッグフードに切り替えた方が無難です。

良質なタンパク質や脂質を含むドッグフードを選ぶ

  • 甲状腺機能低下症におすすめの療法食は?

甲状腺機能低下症は、単独で発症する場合もあれば、クッシング症候群を基礎疾患として発症することも多くみられます。

いずれの場合も、オメガ3脂肪酸を中心とした良質な脂、たんぱく質が必要です。

また、腸内環境改善、ヨウ素摂取も重要なポイントです。

これらをすべて解決したのが「犬心」というドッグフードです。

海藻類を配合し、要素を摂取できますし、花びら茸で免疫力を高めながら乳酸菌で腸内環境を整えます。

たんぱく質も消化性の高いもので、かつ魚やココナッツオイルなどの良質な脂も適量使用されています。

少しでも食事面の改善を望む方は、犬心を試してみてはいかがでしょうか。

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