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クッシング症候群の犬に与えるドッグフード選び

・最近、やけに水を飲んでいる
・ご飯をせがむ量が明らかに増えた
・あれ?おなかがポッコリしているような気がする
・そういえば、毛の色が薄くなってきたようにも感じる

こんな症状がもしも犬に表れたら、それはクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)という病気かもしれません。
人間では難病指定されているこのクッシング症候群とは、どのような病気なのでしょう。

症状や治療、食事の管理についてまとめました。

クッシング症候群ってどんな病気なの?

副腎という臓器が生成する副腎ホルモン(コルチゾール)が過剰に作られることで起こる病気です。

原因は大まかに以下の2つに分類されます。

  • 副腎を管理する下垂体に腫瘍ができて起こるケース
  • 副腎そのものに腫瘍ができてしまって起こるケース

コルチゾールは、空腹時などで血糖値が一時的に低下した場合などに、血糖値を正常に保とうとして分泌されます。

コルチゾールによって、脂肪や筋肉などを分解し、血糖値を安定させようとします。

しかし、腫瘍などの影響でコルチゾールが異常に分泌されてしまうと、必要でないのにもかかわらず筋肉や脂肪を分解しようと働きかけ、結果、常に血糖値が高い状態に陥ってしまうのです。

初期症状としては、糖尿病やいわゆるメタボリック症候群と区別がつかない場合があり、動脈硬化なども並行して進行させてしまいます。

具体的な症状は?

初期症状としては以下が挙げられます。

  • 全体的に毛色が薄くなる
  • 多飲多食
  • 下腹部がぽっこりする
  • 足腰の筋力低下
  • 皮膚トラブル

6歳以上のシニア犬に多いことから、老化現象のひとつととらえられて発見が遅れるケースもあります。

また、肥満気味の犬の場合も、肥満ゆえの症状と考えられてしまうこともあります。

その後、適切な治療を受けないでいると、動脈硬化から心機能低下、免疫力低下、脳や肺の血管梗塞や神経症状などを引き起こし、重篤な状態に発展してしまう恐ろしい病気です。

診断方法

見分けるのが困難な病気と言われますが、最近ではエコー検査の精密度が上がっていることなどから、しっかり判断できるケースも増えています。

しかし、エコー検査だけでは限界があるため、血液、尿検査、レントゲン、CT、そしてホルモン検査など複数の検査結果をみての判断となります。

治療方法

発病してしまった場合の治療法についてみていきましょう。

内科的治療法

コルチゾールの分泌を抑える薬を飲む方法がありますが、これは一生涯にわたって続ける必要があります。

また、コルチゾールの分泌を一時的に適量になるようピンポイントで使用する薬もありますが、その加減が非常に難しく、再発したり、逆に日常生活に支障が出るケースもあります。

基本的には「しっかりと付き合っていく」ことが重要になります。

というのも、合併症が多くみられる病気でもあるため、完治というのはなかなか困難だからです。

外科的治療

どの部分の、どの程度の腫瘍なのか、良性か悪性かにもよるのですが、下垂体性の場合は放射線治療、副腎腫瘍の場合は手術、いずれかを判断できない、または手術不可能な副腎腫瘍の場合は、ホルモン療法が選択肢となります。

食事管理について

クッシング症候群は、血糖値が常に高い状態になってしまうため、血糖値を上げないような食事を与える必要があります。

そのためには、低糖質のドッグフードに切り替えるよう、獣医師から指導があるでしょう。

低糖質がどの程度のものかは獣医師の判断によりますが、手作り食を与えていた場合は糖質過多になる可能性が高いため、気をつけなければなりません。

予後について

症状によって一概には言えませんが、全く治療をしなかった場合はほぼ死に至ります。

下垂体性の場合

小さいもので、内科的治療が効いている場合は、3年以上の生存も5割となっており、早期発見で適切な治療を受けることが大切ですね。

ただ、大きな病院でないと手術自体が難しいので、あらかじめ知識として手術に対応できる病院については把握しておきたいですね。

副腎の場合

外科手術が必須ですから、良性であった場合は完治も望めるようですが、悪性であったり、転移があった場合は厳しいと言わざるを得ません。

手術自体が成功しても、突然死などに見舞われるケースもあります。

いずれにしても、犬の年齢や症状、原因となる部位によっても異なりますが、適切な治療、食事管理でその後穏やかに天寿を全うするケースも少なくはありません。

低糖質・低脂質のドッグフードを選ぶ

クッシング症候群は、いわゆる予防法といったものはありませんが、発症後の適切な治療と食事管理で寿命を延ばすことは不可能ではありません。

せっかく治療を受けても、食事管理ができていないと意味がありませんよね。

症状を悪化させないためにも、発病した後のドッグフード選びが重要になってきます。

今まで手作り食を与えてきた場合、できれば病状に合ったドッグフードに切り替えるのがベストです。

また、一般的な総合栄養食とされているドッグフードは、病気を持つ犬には不向きです。

クッシング症候群を患っている犬にも安心して与えられるのが低糖質、低脂肪の「犬心」というドッグフードです。

犬心は、併発しやすい7疾患をケアしてくれるというコンセプトで、実際に愛犬に与えている飼い主さんの口コミを見ても高い評価を受けています。

免疫力を高める効果が期待できる「花びらたけ」を使用しているのは他の療法食には見られない工夫です。

また、合成添加物も一切使用されておらず、犬の健康を第一に考えた安心安全な国産フードです。

適切な治療と低糖・低脂の食事で、愛犬のクッシング症候群と上手に付き合っていきたいものですね。

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