ドッグフードの馬肉の特徴・メリットは?
馬肉(ホース)というと、私たちも食する機会はあるものの、高価な食材のイメージがあります。
しかし、最近では国内外を問わず、馬肉メインのドッグフードやジャーキーなども作られていますよね。
馬肉の持つ力や、どのような犬が馬肉フードに適しているかなど、様々な角度から見ていきましょう。
犬にとって最適なタンパク源の馬肉
馬肉は人間でも生で食べられる肉です。
この、生で食べられるという点が犬にとっても理想的で、生食を与えている飼い主さんにはなくてはならないたんぱく源のひとつです。
また、牛や豚、鶏とは少し違って、馬は内臓が体の割に小さいため、抗生物質などの薬品投与が非常に抑えられています。
また、狂牛病(BSE)や口蹄疫などの感染症にもかかりませんし、家畜の中では病気に強い種です。
それゆえに、非常に健康的で安全な肉なのです。
栄養・特徴
高たんぱく低脂肪
たとえば、牛肉に対する脂肪分は1/5と低く、低脂肪食でなければならない犬には最適です。
融点は低いですが、脂肪そのものの量が少ないため、健康的といえます。
また、血管内にこびりついたりすることもありません。
ただ、高たんぱくと位置付けることは出来ますが、実際はチキン(22%)よりもたんぱく質量は少ない(馬肉20%)のです。
豊富なペプチド
たんぱく質にはペプチドが含まれ、主に血管を広げる作用があります。
その作用で、体を温めたり血圧を下げる効果も認められます。
さらに、免疫力を高める効果もあり、日々の食餌に摂りいれるには素晴らしい食材といえます。
グリコーゲンは牛肉の3倍以上
グリコーゲンは、即効性のあるエネルギー源として知られ、活発に運動する犬には最適です。
エネルギー源としてわざわざ炭水化物を摂取する必要もなく、肥満が気になる犬にも安心なたんぱく源です。
ヘム鉄で貧血防止
馬肉に含まれている鉄分は、ヘム鉄と呼ばれるもので、非ヘムのものより体内への吸収がスムーズです。
また、鉄分そのものも、同じ赤身の牛や豚に比べると含有量は3~4倍も含まれています。
美しい馬の毛並みは必須脂肪酸のおかげ
牧場の馬を見れば、その美しい毛並みに目を奪われますよね。
馬には必須脂肪酸が非常に豊富に含まれており、特にオメガ3脂肪酸は美しい被毛の維持や、健康な皮膚のために効果があります。
生食でも安心
ここ数年、生肉を犬に与える方が増えています。
その代表的な肉として、馬肉があります。
肉に含まれる酵素など、熱を加えると壊れてしまう有用な成分をそのまま取り込める点で、健康志向の手作り食などにも馬肉は応用されています。
寄生虫や病気、残留薬品などの心配がほとんどない馬肉だからこそのメリットです。
気をつけるべき点
生食時は与えすぎに注意
ドライフードの場合は特に問題はありません。
しかし、馬肉の場合はその性質上、生で与える場合もあります。
その際は、最初からたくさん食べさせることはやめましょう。
与えすぎによって、下痢から血便に発展してしまったケースもあります。
少量から始め、便の状態を見ながら増やすようにしてください。
アレルギーもゼロではない
ラム肉同様、アレルギーを起こしにくいたんぱく源ではありますが、全く起きないということではありません。
どのたんぱく源も、最初は犬の状態をしっかり見極めながら与えましょう。
馬肉フードは海外産が少ない
現在、主流のドッグフードメーカーで馬肉をメインにしたフードは多くありません。
日本は馬を食べる文化がありますが、海外の国々では馬を食べること、ペットフードにすることに強い反発を覚える人もたくさんいます。
よって、馬肉のドッグフードは欧米よりもむしろ日本国内のフードメーカーが製造していることが多いです。
まだまだメジャーとは言えないため、価格も他のたんぱく源のフードよりは割高です。
無添加のおすすめドッグフード
ライフステージも選ばず、どの犬にも安心して与えられる素材ですが、ドッグフードの原材料としてはまだ取り扱いは少ないのが現状です。価格が上がっている点でもなかなか難しいのでしょうね。
しかし、馬刺し専門店などがそのノウハウを生かして、現実的な価格の馬肉ドッグフードを販売するようになっています。
トッピングや手作り食のたんぱく源としても、馬肉はおすすめできる食材です。

以下に馬肉を主体としたドッグフードをご紹介しています。
1位の馬肉自然づくりは、熊本にある馬刺し専門店で開発&販売、犬のことを第一に考えて作られた安心安全なフードです。
馬肉自然づくり

価格 | : | 300g1,000円 |
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メーカー | : | 株式会社利他フーズ |
送料 | : | ![]() |
特典 | : | 初回限定のお試しあり |
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