ドッグフードのターキー(七面鳥)の特徴・メリットは?
家禽類を利用したフードは、なにも鶏肉だけではありません。
特に海外では、チキン同様に七面鳥やカモ、ダチョウなどを配合しているメーカーも少なくありませんよね。
今回は、家禽類の中から七面鳥(ターキー)を使用したフードについて、そのメリットやデメリットなどをまとめました。
低脂肪・高タンパクのターキー
七面鳥はキジ科の大きな鳥で、1羽およそ10キロほどもあります。
チキンよりも脂肪分が少ないのが特徴で、ヘルシーな食材として人間にも人気です。
ただ、日本ではチキンの方が馴染みが深いため、飼育頭数も少ないうえに、そんなに好んで食べる習慣もありません。
ドッグフードでも、チキンよりややヘルシー、という位置づけにあるため、体重管理用などのフードに良く用いられます。
栄養・特徴
チキンより低脂肪
チキンが皮以外の身と身の間にも脂肪があるのに対し、ターキーは皮を除くとほとんど脂肪がありません。
ドッグフードでも、体重管理やカロリーを抑えたタイプのフードに多く使用されます。
肉類の中で最高ランクの高たんぱく
ターキーは、アスリートが好んで食べることでも知られます。
健康な犬の場合、低脂肪というのはそこまで重要ではありませんが、たんぱく質と脂肪の比率で表すと、チキン、牛、豚、馬の中でターキーが一番の高たんぱくとなっています。
良質な脂肪分は犬にとって必要ですが、病気などの理由で低脂肪食でなければならない犬には、ターキーはおすすめできる食材です。
豊富なミネラル
亜鉛、カリウム、マグネシウム、鉄をチキンよりも多く含みます。
特に亜鉛は、肉球や鼻などの健康維持、毛色の保護など重要な役割を担っています。
また、鉄分も、健康な発育や筋力維持など、犬が健康に暮らすためには不可欠な成分です。
ビタミンBが豊富
ビタミンB2、ビタミンB6が多く含まれています。
ビタミンB2は、脂質や糖質の代謝の促進、皮膚細胞さ姿勢などに効果があります。
ビタミンB6は、ドーパミンの生成に関与する成分で、不足すると疲労感が強くなったり元気がなくなるなど不健康な要素が強くなります。
リンが少ない
リンは、犬の体に必要なミネラルの一種ですが、過剰摂取に気をつける必要があります。
リンはカルシウムと深い関係があり、過剰摂取になるとカルシウムの吸収を阻害し、骨が弱くなることがあります。
また、腎臓機能に問題がある場合などは、症状をさらに悪化させることがあるので注意が必要です。
ターキーは、チキンに比べてリンの含有量が少ないため、腎機能に問題がある犬の療法食などにも使用されます。
注意すべき点
チキンの代替品にはならない?
ターキーは、チキンアレルギーのある犬の代替フードとして使用されることがあります。
低アレルゲンフードにターキーが多いのもその理由からです。
しかし、いわゆる交差反応というものがあり、全く違う種類のものであっても抗原の特徴が似ているとアレルギー症状が起きます。
ターキーとチキンもこれに当てはまるため、チキンにアレルギーがある場合は事前に獣医師に相談するなどしてフードを選びましょう。
丸ごと使用したフードを選ぶ
内臓類は副産物とみなされ、粗悪なものであるかのように扱われることもありますが、全てがそういうことではありません。
肉の部分だけでなく、内臓にも素晴らしい栄養が詰まっていることから、できればターキーを丸ごと使用したフードの方がより良いでしょう。
無添加のおすすめフード
ターキーはさほど珍しい素材ではないですし、多くのドッグフードに使用されていることからも、犬の体に適した素材であることは間違いないでしょう。
チキンに比べると、より健康志向な素材といった位置づけですが、アレルギーに関してはやはり注意が必要です。
ただ、犬によってはチキンは食べるのにターキーは見向きもしない、そんな声もあります。
以下にターキー(七面鳥)を主体としたドッグフードをご紹介しています。
1位のオリジンは、ドッグフードの中でも最高峰とも言われるプレミアムフードです。一見、価格は高いですが、栄養価が高いため1回に与える量が少なくて済み、ランニングコストはかかりません。
オリジン
価格 | : | 【成犬用】340g1,296円 |
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メーカー | : | 有限会社アカナファミリージャパン |
特典 | : | 340gのお試しサイズあり |
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