銀のさら 原材料・成分と口コミ評判

テレビCMなどでおなじみの「銀のさら」シリーズ。

リニューアルして現在では「グラン・デリ」として販売されています。

今回は、セミモイストタイプの銀のさらを引き継いだ「グラン・デリ ふっくら仕立て」を徹底調査です。

日本産の人気のドッグフード

ユニ・チャームが製造販売するこのフードは、「品質でずっと健康を」をコンセプトに、長きにわたって日本の犬や猫たちの食事を支えてきました。

多くのテレビCMなどで知名度は抜群、ラインナップも多彩で一度は利用したことのあるフードがあるのではないでしょうか？

グラン・デリふっくら仕立て、どんなフード？

気になる原材料や成分をみていきましょう。

グラン・デリ ふっくら仕立て

穀物が主な原料

主原料は穀物です。

小麦、パン粉、トウモロコシ、大豆の使用があり、アレルギーも心配です。
栄養価よりも、かさ増しに重点が置いてあるドッグフードです。

糖類は犬に不要

なぜ糖類をわざわざ添加しているのか、はなはだ疑問です。

しかも、原材料の上位にあるので、その量は肉類よりも多いということになりますね。（原材料は含まれる量が多い順に記載されます。）

糖類は穀物類にも含まれるものですし、肥満に直結するためドッグフードには全く必要のない成分です。

合成着色料の使用

多くの着色料が使用されています。

ドッグフードに限らず、食べ物にわざわざ色を付けるのは何の意味もないことです。

着色料については体に悪影響があるものも存在しますし、安価なドッグフードでも着色料を使用していないものの方が多いくらいですから、わざわざ添加されているドッグフードを選択することはありません。

ミールは品質が重要

肉類、魚類はすべてミールとパウダーとなっています。

一概に、ミールが悪いとは言い切れませんが、品質がどの程度のものなのかがまったくわからないため、不安が残りますね。

酸化防止にはハーブ類を使用

合成の添加物をバンバン使っている割に、酸化防止だけはミックストコフェロールとハーブ類となっており、この点だけは合格といったところでしょうか。

他の原材料については、良いと思えるものがほとんどない状態のドッグフードです。

購入者の口コミ・レビュー

ドライフードを食べない犬や、歯が悪い犬の飼い主さんに重宝されているようですね。
ドライフードの食いつきが悪い時にトッピングとして混ぜると食いつきが良くなったという声があります。

また、手作り食で肉などを混ぜないと食べない犬でもこのフードは食べるという声もあり、食いつきについては評価が高いです。

小分けでパックされている点も使い勝手が良いと高評価でした。

とにかく食べてくれさえすればよい、と考える飼い主さんには大変人気となっています。

価格と購入方法

店舗によって異なりますが、1キロ当たりの価格は500円から700円程度となっています。

原材料と比較すると割高な印象ですが、ホームセンターやスーパーなどでも購入できること、小型犬の飼い主さんが購入層であることから、口コミでは割高という意見はほとんどありません。

手に入りやすい点は良いですが、決してお買い得なフードとは言えませんね。

総評

原材料は残念ながら、星をつけることが出来ません。

穀物主体のドッグフードで、品質の程度も明確でないうえに、肉類のほとんどがミールとパウダー。

使用する必要のない合成の着色料をふんだんに使用している点、必須脂肪酸をバランスよく配合というわりに、そのバランスが明記されていないという点も、不信感があります。

食いつきの良さだけは評価できても、それが糖類などによるものであれば良いことではありません。

以上のことから、評価は☆1つです。
CMなどに惑わされないようにしましょう。