家族のごはん 原材料成分と口コミ評判
家族のごはん すき焼き味といえば、日本のドッグフードの定番ともいえるほど、昔から長い間親しまれたドッグフードですね。
ホームセンターなどでは主力商品として販売されています。
今回はその中身を徹底調査です。
長年愛されたドッグフードの中身はどうでしょうか?
長年愛されてきたドッグフード
毎日の食事に責任を持ち、安心で安全であることはもちろん、美味しいことも追及してフードづくりに取り組んでいます。
長年、日本のペットフードを引っ張ってきた企業であり、とくに今回お伝えする家族のごはんすき焼き味は、昭和の日本の代表ともいえるフードです。
親会社が飼料や畜産物、水産加工物を取り扱う会社であるので、動物の食べ物に関しては知識も経験も豊富な企業の製品といえます。
タンパク質の量が少ない?
では、原材料や成分について具体的にみていきましょう。
すき焼き味<原材料>
穀類(とうもろこし、コーングルテンフィード、小麦粉、米糠、コーングルテンミール)、豆類(脱脂大豆、乾燥おから等)、肉類(ミートミール、チキンエキス)、動物性油脂、すき焼エキス、粉末セルロース、フィッシュミール、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(カルシウム、塩化ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、B12、パントテン酸、コリン)、着色料(赤色102号、黄色4号、青色1号)
<成分>
穀物が原料の主体
主原料は穀物です。
飼料会社がもとになっていますから予想はつきましたが、肉類は非常に少ない配合となっています。
それは、たんぱく質量からも推察でき、成分保証値は総合栄養食としてはギリギリの18%となっています。
着色料がてんこ盛り
合成着色料として、赤色102号、黄色4号、青色1号が使用されています。
許可されている量であれば、心配はないとする声がある一方、赤色102号と黄色4号は自主規制対象色素です。
さらに、赤色102号は、アメリカや欧州では食品への添加は禁止です。
食品に人工的に色をつけることは全く意味のないことです。
酸化防止が施されていない
ビタミンEの添加はありますが、酸化防止としての措置がなされていません。
水分が非常に少ないので、密閉してしっかり保存すればよいでしょうけれど、このシリーズには7kgといった大袋があります。
最低限の酸化防止はすべきですね。
良くも悪くも、昭和のドッグフードです。
食べ物として成立していても、進化していないといった印象ですね。
購入者の口コミ・レビュー
価格の安さに対する評価が多く、フードの質に関係する口コミは少ないのが実情です。
便の状態は良いという声がありますが、食べ続けていると目やにがひどくなってきた、という心配な声もありました。
また、7kgタイプは小分けになっていないため、使い勝手が悪いという声もありました。
大型犬で1日に食べる量も多いので、これくらの価格帯のフードがあって助かっています。
特に不調もなさそうなので、評判よりはずっと良い製品ではないかと思います。
価格と購入方法
大手ホームセンターなどには大袋が置いてあるようですが、ネット通販が安定して購入できるようですね。
ちなみに、郊外のホームセンターや地方都市などは置いてある率が高いようです。
価格は1キロ当たり、200円~400円と激安です。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
原材料について、残念ながら星をつけることが出来ません。
良いところは唯一価格が安いことではないでしょうか。
悪い言い方をすれば、フードではなくエサです。
ただ、命をつなぐために食べさせられればそれでよい、そんな印象のフードです。
この点も、意識の低かった昭和の時代の犬のエサですね。
ドッグフードとしては価格から見てもわかる通り、決して質が高いとは言えません。
総合評価は☆1つ、長年愛されてきたメーカーの代表的なフードですが、その役目は終わったと言ってよいでしょう。
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