ワイルドレシピの原材料・成分と口コミ評判
シュプレモやナチュラルチョイスというドッグフードはご存知の方も多いのではないでしょうか。
素材にこだわり、長く愛されてきたフードで、大きなホームセンターやペットショップなどでも取り扱いがあるため、目にしたことがある方も多いでしょう。
今回はそのシュプレモやナチュラルチョイスを販売するブランド、ニュートロの「ワイルドレシピ」についてまとめました。
目次
穀物不使用の高たんぱくドッグフード
ワイルドレシピは、犬の本来の性質に向き合い、最新の栄養学と技術をもって開発された穀物不使用高たんぱくのドッグフードです。
製造元であるニュートロ(現マース社)は、シュプレモ、ナチュラルチョイスなどのフードも販売しており、いずれもアレルギーに配慮した厳選した素材を使用しています。
ミートファーストはすべてのラインナップに共通するコンセプトで、副産物のミールなどは使用しない、合成された添加物を使用しない、複雑な製造工程にしないなど、いくつもの共通理念を持っています。
ワイルドレシピは、そのラインナップの中でも高たんぱくとなっており、理想の体格、健康維持を目標としています。
涙やけ・便の状態の変化
ワイルドレシピのタンパク質量は32%以上と、かなり高タンパクです。
犬によってはタンパク質量が多過ぎると涙やけを起こしたり、便が緩くなる等の変化が見られる場合もあります。
我が家のチワワも高タンパクのオリジンを試したところ、下痢が続いてしまいました。
ワイルドレシピもオリジンも良いフードであることには違いないのですが、体質によって合う合わないがあるのは事実です。
小型犬など運動量が多くない日本の室内犬は、タンパク質が多すぎず・少なすぎないフードを選ぶ必要があります。
うちのチワワにいろんなフードを与えてみて、しっくりくるのがモグワンです。
こちらも穀物・添加物不使用で人間でも食べられるヒューマングレードのドッグフードです。
穀物不使用のプレミアムフード「モグワン」は、期間限定で100円でお試しできる制度を設けています。
お試し後は本品を半額で購入できる特典もあり。良いと分かっていても、いきなり本品を購入するのは抵抗あるという方でも気軽にお試しできますよ。
100円お試しの詳細はこちら
上記のように100円モニターに応募後、半額で購入することも可能ですが、今なら公式サイトのキャンペーンでモニターなしで本品を初回半額で購入できるチャンスです。
【今だけキャンペーン】モニターなしで半額で購入したい方はこちら
チキン・サーモン・ラム・鹿肉のラインナップ
ワイルドレシピはチキン・サーモン・ラム・鹿肉の4種類のラインナップがあります。
ここではチキンの原材料・成分を取り上げてみました。
<原材料>
チキン生肉、乾燥チキン、ヒヨコマメ、乾燥ラム肉、鶏脂*、乾燥ポテト、エンドウマメ、エンドウタンパク、アルファルファミール、タンパク加水分解物、ひまわり油*、ビートパルプ、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D3、E、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(カリウム、クロライド、セレン、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、亜鉛、鉄、銅)、アミノ酸類(メチオニン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、緑茶抽出物、スペアミント抽出物
*ミックストコフェロールで保存
<成分>
主原料はチキン
フードを構成する主原料はチキンの生肉、乾燥チキンです。
自然放牧で育てられた質の良いチキンをふんだんに使用することで、たんぱく質量を32%以上としています。
チキンにアレルギーがある犬のために、たんぱく源は魚(サーモン)、鹿、ラムも準備されています。
穀物類不使用
シュプレモなど、玄米を使用しているタイプもありますが、ワイルドレシピについては一切使用はありません。
そのため、低炭水化物フードとなっています。
肥満がちな犬や減量が必要な犬には安心ですね。
リノール酸と亜鉛で皮膚の健康を
ひまわり油などに豊富に含まれるリノール酸と亜鉛をバランスよく摂取することは、皮膚トラブルの軽減に効果があるとわかっています。
毛づやが良くなる、フケが減るなど、それはリノール酸や亜鉛を単独で摂取するに比べておよそ倍以上の効果が認められています。
しかし、リノール酸にはアトピーや炎症を悪化させる作用もあるため、リノレン酸とバランスよく摂取することが必須です。
ワイルドレシピの場合、リノレン酸(オメガ3脂肪酸)についての表記がないため、そこは気になる点ですね。
リコール問題について
2007年のアメリカ国内における大規模リコール問題の際、ニュートロのフードもその対象となりました。
缶詰タイプのものが対象であったようですが、要因としては製品の製造を外注していたことが挙げられます。
そのため、責任転嫁のような顛末も起こってしまったこと、日本総輸入代理店での対応がお粗末であったことなどから、いまだにニュートロの商品には不信感を抱く方も少なくありません。
現在では問題のあるような事象は起こっていませんが、選択する際には把握しておくべきことです。
購入者の口コミ・レビュー
食いつきの良さには定評があるようですね。
どのラインナップも、喜んで食べるという声ばかりでした。
同ブランドのシュプレモなどは、食いつきがいまいちという声もあったのですが、切り替えた方の意見を見てみると、こちらは非常によく食べる、という口コミでした。
涙やけや体臭の改善にも効果があったという嬉しい声もありました。
そのような悩みを抱える方は、お試しする価値がありそうですね。
もともとナチュラルチョイスを与えていたのですが、少しでもいいフードを!と思ってワイルドレシピに切り替えました。食べむらがあったのですが、バクバク食べてくれるようになりました。
価格と購入方法
ニュートロの正規販売店はネット通販のみならず、大型ホームセンターやペットショップなど多岐にわたるため、購入しやすいといえます。
ただ、ワイルドレシピについてはまだ歴史の浅いラインナップになるため、取り扱っていないところもあります。
価格は1kgあたり1,200円と、比較的安いですね。
ただ、高たんぱくドッグフードの主要なドッグフードがおおむね1kgあたり1,500円以上になっていることが多いため、かえって安すぎないか?と懸念する方もいるようです。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
ニュートロ、というとどうしてもリコール事件がついてきてしまうため、選択肢から除外する方も少なくありません。
現在は事件から10年経過しており、日本での法整備も当時よりはしっかりしましたので神経質になることはないといえます。
ワイルドレシピは、ウォルサム研究所などの根拠がしっかりした機関の協力を得ながら製造されていますので、信頼できるフードのひとつではありますが、大企業ゆえに親会社が集団訴訟を起こされているなど問題も抱えています。
価格の面からお試しはしやすいフードといえるでしょう。
以上のことから、総合評価は☆2.5です。
コメント一覧
コメントする