消化器疾患のある犬に与えるドッグフード選び
一時的な下痢などではなく、消化器に疾患がある場合のドッグフード選びは非常に困難ですよね。
一般的には、獣医師からすすめられる療法食を与えるということが多いようですが、本当にそれで間違いないのでしょうか。
消化器疾患と療法食
ドッグフードには、総合栄養食とは別に、目的別に成分を調整してある「療法食」があります。
尿路結石やアレルギーなど、食べ物が大きな要因となる疾患を抱えている犬に対して、その症状の悪化を抑えることを目的として製造されたドッグフードです。
消化器疾患も、通常のフードで改善が見られない場合、獣医師のすすめで使用する人も多いですし、私も過去に尿路結石の犬に対して療法食を選択しました。
療法食は、基本的に低脂肪、繊維が少ない、そして消化性が高いことが特徴です。
消化器サポートを謳うドッグフードは、そういった面がすぐれている半面、炭水化物(穀物類)の含有が多い傾向があります。
しかし、高名な療法食には、下痢に配慮した高繊維のフードもあり、消化器疾患のタイプがさまざまであることがわかります。
消化器疾患では、低脂肪(粗脂肪12%以下)が求められてきましたが、近年では一概にそうとは言えないという研究結果も出ており、個体差があるといえます。
ですので、悪化した症状を落ち着かせる期間は療法食、それ以降は療法食ではなく消化吸収のよい高品質のたんぱく質や脂肪をバランスよく含んだドッグフードを与えるのがベターとも言えます。
消化が難しい穀物
穀物はただでさえ消化が難しく、消化器に問題を抱える犬に与えることには疑問を感じます。
療法食にもトウモロコシや米などの穀物が含まれているものが多いですが、これは動物病院が処方する性質上、通常のドッグフードでは解決できない病気を前提にしたドッグフードであるため、穀物類を使用するリスクより上回るメリットがある場合もあるのでしょう。
しかし、やはり穀物が消化器官に与える負担は小さくないですから、療法食であっても穀物類が多い場合で、症状に改善が見られない場合はセカンドオピニオンも必要ですね。
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獣医師の指導に従う
消化器疾患は、その症状も様々です。
便の状態で判断するわけですが、療法食に頼ってみるのも一つの選択だといえます。
しかし、その成分などをきちんと見ていくと、添加剤など不安になる材料が使われているものもあります。
そういった不安材料が、療法食に対してよくない印象を与えている面も否めません。
中には、獣医師が儲けるためにやっているといった暴論もあります。
反面、療法食によって改善できた、といった声もあるわけです。
食べ物だけで改善できる症状もたくさんありますが、慢性化している疾患などの場合は、やはり獣医師の指導に従うことも大切ですね。
消化器疾患に限らず、愛犬の病気にお悩みの飼い主さんも多いでしょう。
獣医師の指示に従うのは基本ですが、改善されない場合はセカンドオピニオンを考えてみるというのも一つの選択肢です。
また、療養食が終われば、普段与えていたドッグフードを見直しすることも大切です。
不安な原材料や添加物が使われているドッグフードもたくさんあり、もしかするとそれらが原因で起こった症状である可能性も否定できません。
我が家も愛犬に安全なドッグフードを与えたくて、さまざまな商品の原材料を一つずつチェックしてみました。
犬にとって好ましくない食材や添加物を含むフードを除外していくと、最終的に6つの製品に絞ることができました。
これからドッグフードの見直しをされる方の参考になれば幸いです。
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