初めてでも安心!子犬(パピー)におすすめ!ドッグフードの選び方・与え方
初めて犬を家族の一員に迎え入れるとき、きっと多くの方は生後2~3ヶ月の子犬(パピー)期に迎えることが多いですよね。
母犬や兄弟たちとしっかり社会性を身につけ、離乳が済んだ子犬がほとんどでしょう。
子犬のために必要なグッズや場所を用意することはもちろん大切ですが、なによりもどんなドッグフードを与えるかも非常に大切なことです。
子犬にはどのようなドッグフードが適しているのでしょうか。
店頭や通販サイトで販売されているドッグフード。とにかく種類が多いですよね。
選択肢が多い半面、何を基準に選び、どう与えればよいのか?初めて犬を飼う場合は特に、不安になる方も少なくないでしょう。
今回は、安心しておすすめできる子犬用ドッグフードについて、ランキング形式でまとめています。
私自身長く犬と暮らしていますので、その経験(失敗談含む)も踏まえて、フードの選び方・与え方をお伝えできればと思います。
目次
子犬用ドッグフードおすすめランキング
ブリーダーさんやペットショップから迎えた場合は、それまで食べていたフードを教えてもらうと良いですが、それが必ずしも良いフードであるとは言えません。
当サイトでおすすめするドッグフードは全て、私自身が飼っている犬に与えたことがあるもので、その結果に基づいています。
それぞれのドッグフードをおすすめする理由や評価ポイント、注意点も合わせてご紹介します。
おすすめするにあたっての評価ポイントとしては、
- 食いつきが良いか
- 成長期の体を作るための栄養が十分あるか
- 購入しやすいかどうか(価格面、安定供給)
- 子犬が食べやすいか(粒の大きさ、固さなど)
に重点を置き、総合的に判断しました。
モグワン
価格 | : | 1.8kg3,168円 |
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メーカー | : | 株式会社レティシアン |
送料 | : | 1万円以上で無料 |
特典 | : | 初回半額 |
モグワンには正直驚かされました。なんといっても被毛が非常に健やかになりました。
カナガン同様に、原材料の品質や栄養素の配合バランスなど「多くの犬に合いやすい」ように設定されています。風味のバリエーションを複雑化せず、シンプルに統一しているので「どれにすればいいかわからない!」といったことがありません。
ふんわりとした香りのフードで、犬の嗅覚をくすぐり、子犬の食欲を刺激します。小粒で軽い噛み応えですから、子犬が食べる楽しみを覚える時期にちょうど良いフードです。
定期購入制度があるので、うっかり買い忘れなども予防できますし、価格も良心的なので初心者の方が安心してお試しできるフードです。
モグワンは期間限定キャンペーン中!初回半額で購入できます。
カナガン
価格 | : | 2kg3,168円 |
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メーカー | : | 株式会社レティシアン |
送料 | : | 1万円以上で無料 |
特典 | : | 定期購入による割引 |
イギリス原産のグレインフリードッグフードとして、2016年ころから口コミで人気が出ましたね。
実際に試したこともありますが、香りがよく小粒で小さな子犬でも無理なく食べることが出来ます。カナガンは特に「子犬用」という区別はないので「大丈夫なの?」と不安になる方もいますが、基本的には子犬用であるかないかは大きな問題ではありません(そもそも動物は親が吐き戻して柔らかくしたものなどを食べていますから)。原材料や成分表示を確認しても、バランスがよく、平均的でありながら上質なフードと言え、初めて犬を飼う方にも扱いやすいフードであると言えます。
食いつきが良いのもこのフードの魅力です。
オリジン
メーカー | : | 有限会社アカナファミリージャパン |
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価格 | : | 340g1,151円 |
送料 | : | 無料 |
言わずと知れた世界的に有名なドッグフード、オリジン。
カナダ原産で、原材料の品質はもちろんのこと、優れた栄養成分をバランスよく配合し、多くの国で愛用されています。
我が家の犬も非常に食いつきが良く、ローテーションで採り入れています。便や被毛の状態がとにかく良いのでおススメできるフードです。
でも、子犬用フードとしては、ナンバーワンとはいかない理由があります。
これは多くの飼い主さんが経験していることなのですが、犬によっては下痢を起こしてしまうことがあるからです。
理由として、たんぱく質量の高さ、脂肪分の高さと吸収率の良さが子犬によっては許容範囲を超えてしまうのでは、と言われています。両方とも体の大部分を構成する重要な成分ですが、場合によっては合わない犬も存在します。特に、超小型犬~小型犬の子犬は顕著です。小型犬の子犬に与える場合は、注意して便の状態を観察する必要がありますが、オリジン自体は非常に良いフードです。
価格 | : | お試し4種2,592円 |
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メーカー | : |
さほど有名なフードではないかもしれませんが、トライプドライは非常に優秀です。
カナガン同様、特にライフステージが定められていないのですが、栄養価、成分ともに優秀です。たんぱく質量、脂肪分も高たんぱくですが高すぎるわけでもありませんので、おなかが弱い子犬にも負担が少ないと言えます。
また、ラムトライプ(ヒツジの未洗浄の胃)が主原料ですので、嗜好性も高く食いつきが良いです。少し温めたりふやかすと、さらに食いつきがアップしますよ。
しかし、粒が若干大きく固めなため、子犬に与える場合は砕くなどのひと工夫が必要かもしれません。また、地域によってはネット通販でないと買えない、取り寄せの店舗が多く時間がかかるなどのデメリットもあります。
価格はオリジンに比べると入手しやすい価格ですしおすすめのフードです。
価格 | : | 2kg3,500円 |
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メーカー | : | 有限会社アカナファミリージャパン |
子犬に与えるフードとして安心であると言えます。
アカナもオールステージ対応が基本ですが、ライフステージ別でパピー用が用意されていますし、高たんぱくで脂肪分も高め、ぐんぐん大きくなる子犬の体作りをしっかりサポートします。
オールライフステージ用は、低アレルギーのものも多く、主原料がラム、ダック、魚など複数から選択でき、チキンだと涙やけを起こすといった子犬にも選択肢があります。
また、価格面でも肉類の含有を50%にしている「クラシックシリーズ」が用意されているのも一つのポイントです。こちらはグレインフリーではありませんが、体に負担の少ないオーツ麦などが使用されているので、その分価格が抑えられています。そうはいっても、肉類の含有率が高いのは言うまでもありません。
誰しも初めて与えたフードを子犬が気に入って、且つ何のトラブルもなく食べ続けてくれるということは少ないものです。
それまでのフードを食べなくなった時、変えるにしても品質は落としたくない、といったケースにも、アカナであれば十分対応可能です。実際に、子犬のフードでアカナをチョイスする方は少なくありません。総合的に見て、子犬に与えるおすすめフードとして適したブランドです。
正しい与え方
小さな子犬の食事には大変気を使います。
いつもおなかを空かせている気がする、足りているのだろうか?肥満気味に見えるけど大丈夫?など、不安は尽きませんよね。
でも、大丈夫!難しく考えすぎることはないのです。
ポイントは
- 給与量を守ること
- 便や被毛など、外から見える部分に注意
- 少々の肥満傾向は気にしなくてよい
- 歯磨きをしっかり行えばふやかしても問題なし
です。
とにかくしっかり食べさせる
まず、迎えた時にはすでに固形のフードを食べることが出来ている場合が多いと思いますが、もしも食べづらそうだったり、しっかり食べることが出来ていないと感じたら少し柔らかくしても大丈夫です。
その際は必ずぬるま湯でふやかしましょう。熱湯は厳禁です。
必要以上にぐちゃぐちゃになったり、栄養素が高い温度で変化してしまう可能性もあります。
また、ふやかしたりウエットタイプにすると歯石が溜まるというデメリットは確かにありますが、しっかり歯磨きをさせれば大丈夫です。
子犬のころから歯磨きになれさせておくことも重要ですから、気にしなくて大丈夫です。
フードを切り替えた時は給与量に注意!
基本的なことですが、ドッグフードフードによって与える量は違います。
これは知らない方も少なくなく、フードを変えても同じ量(計量カップ)をそのまま与えていたという人もいます。
フードはそれぞれ、カロリーや成分の含有量が違いますから、変えた場合はその時の月齢や体重などを目安に、フードの外袋にある基本の給与量はしっかり把握しておきましょう。
便の状態や毛並の変化
給与量に気を付けた上で、便や毛並みに異常はないかを確認します。
毛並みについてはすぐに違いが出るとは限りませんが、便はすぐに反応します。
極端に柔らかい、下痢、または便秘しているなどの場合は、どんなに評判の良いフードであっても「あなたの犬には合っていない」可能性があります。
便の状態が著しく悪い場合は、フードを変えることはもちろんですが、獣医師の診察も受けましょう。
毛並みについては、色が薄くなっている、毛先が赤茶けている、潤いがないなどの変化がある場合はフード自体の成分(亜鉛や必須脂肪酸など)が足りていない可能性もあります。
2~3日様子を見てダメなら、フードを変えることを検討し、場合によっては獣医師の診察も受けると安心です。
そのほか、涙やけなどの症状も、フードの悩みでは多く見かけるものですが、これは原因がフードでない可能性(犬種によって起きやすい場合、外科的治療で改善する場合)もあるため、一概にはいえませんが、アレルギーなどの有無を確認することも必要です。
チキンが主原料のフードの場合は涙やけが起こるというケースもよく聞きますので、主原料を魚などに変えてみるのも一つの方法です。
我が家でも涙やけにはずいぶん悩まされましたが、チキンを原材料から外したことできれいさっぱり出なくなりました。
痩せていなければ大丈夫!
子犬の時期はコロコロして見えるものです。
逆に、痩せている方が心配ですので、給与量を守った上での少々の肥満傾向は神経質になることはありません。
1歳(大型犬以上は2歳)を迎えるあたりから、運動量や体調などを見て適正体重になるよう調整しても遅くはありません。
子犬の時期に栄養不足にだけはならないようにしましょう。
穀物や根菜類(ジャガイモやサツマイモ)が多く含まれるフードは糖質が多く、肥満の要因になりますので、子犬の時期からフード選びの際は低糖質で動物性たんぱく質と動物性脂肪がしっかり含まれているフードを選択しましょう。
しかし一番大切なことは「犬がしっかりと食べているかどうか」であることは間違いありません。どんなに優秀なフードでも、犬が食べないのであればそのフードにこだわり続けることはないのです。
なかなか食べてくれない、おすすめフードを買ったのに…というのは誰しも経験することです。
私もブランドにこだわって犬と根競べのようなことをした経験がありますが、そんなことをする必要はなかったと今は感じています。
栄養面など譲れない部分は当然ありますので、その際は同じメーカーの中で主原料を変えてみるといったことで解決することもありますし、少し温める、肉や魚などを少量混ぜるという一工夫でも解決する場合があります。
極端に不安にならず、いろいろと試してみてください。
子犬用フードはいつまで与えればいいの?
先述の通り、およそ12ヶ月で犬は成犬の体になります。大型犬はゆっくりなので、成犬になるまでおよそ24ヶ月かかります。
それまで子犬用フードを与えていたのならば、その頃を目安に成犬用に切り替えればOKです。
これはあくまで目安であって、神経質にとらえる必要はなく、少し早かろうと少し遅かろうと大丈夫です。
定期的に獣医師の診察を受け、理想的な体型かどうかを把握し、運動量なども考慮してフードを切り替えましょう。
もともとオールライフステージ用のフードで問題がなかった場合は、もちろんそのままでかまいません。
おやつについて
子犬の時期からおやつを頻繁に与えることはやめるべきです。
しつけの面でおやつを与えた場合は、フードの量をその分減らす、ということで対応するという方もいらっしゃいますが、それでは成長期に必要な栄養が十分とれませんし、本末転倒です。
また、おやつ欲しさにフードを食べなくなるケースも少なくありません。
また、飼い主が手渡しで食べさせてくれることを望んで、フードボウルに興味を示さないということもあります。
ドッグフードを食べないという悩みを持つ人の多くは、普段から主食以外の食べ物を与えている場合が多いです(市販の犬用おやつに限らず、ヨーグルトやサツマイモなども含む)。
おやつに分類されるものの多くは、小麦などの糖質を多く含んでいますし、着色料や合成の添加物が大量に入っているものも存在します。
ごほうびや気分転換で与えたい場合は、おやつであってもしっかり原材料を把握しましょう。
ホームセンターなどでも最近は肉そのものを乾燥させただけのジャーキーなど、不要な添加物が入っていないものもありますので、価格は高くなるかもしれませんが良質なものを選択しましょう。
言うまでもなく、与えすぎは絶対にダメです。
まとめ
何度犬を飼っても、初めて子犬を迎えるときはワクワクすると同時に「ちゃんとご飯を食べてくれるかどうか」が不安ですよね。
犬によって好みも違いますし、ドッグフードも日々進化しています。
ネット上でも様々な情報があるので、かえって迷ってしまうという方もいるかもしれません。
こちらでご紹介したドッグフードは、すべて実際に与え、それを踏まえてのおすすめとなっていますので、まだ試していないものがあったら是非試してみてくださいね。
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