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アメリカの犬専門誌、WDJのドッグフード評価の基準は?

ドッグフードについて調べたり、勉強したりしていると「WDJ」という単語を目にすることがあります。

海外の犬関係の雑誌、ということはなんとなくわかっても、詳しいことはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
今回は、WDJこと、The Whole Dog Journalについて、全くご存知ない方にもわかりやすくまとめました。

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WDJについて

フードを選ぶ際、日本の場合なかなか信頼に値する専門誌が少ないですよね。

「愛犬の友」「いぬのきもち」など、しっかりした雑誌もありますが、どちらかというと犬種の紹介やブリーダーさんの紹介、日々の犬との生活についての記事が多く、ドッグフードについてはなかなか触れられていません(スポンサーの兼ね合いもありますしね)。

WDJは、広告料を企業から受け取らず、非常に中立な立場でドッグフードを分析し、ランキングで紹介しているため、信頼されている犬専門情報誌です。

運営費は購読料で賄われているので、一部の情報は有料となっています。
誰でも購読料を払えば読むことができ、日本でもダウンロードできますが、当然ながら全編英語となっています。

WDJのフード評価の基準

WDJでのフード評価のポイントを挙げていきます。

柱となる3つの基準を満たしているフードで、かつ、以下のリストに当てはまる項目があるフードを避けるように推奨しています。

高品質のたんぱく源

  • 動物性たんぱく質がふんだんに含まれているフードで、かつ、たんぱく源が明記されているものを選ぶこと
  • 原材料表記の最初の方に1~2つの動物性たんぱく質が明記されていること
  • 野菜や穀物が上位にあるものは低品質

肉の副産物の使用について

いわゆるレンダリングによって製造されるものに限定していません。

副産物使用は全般的にNGと考えているようですね。

ミールの使用は是認しています。

脂肪の由来は明確か?

動物性油脂、魚油など、正確な由来が記載されていないものは認めないとしています。

これは当サイトでも頻繁に注意喚起していますが、何の脂なのかくらいは書けるはずですよね。

それを書いていないということは、書かないのではなく書けないと思われても仕方ありません。

レストランから出されたリサイクルグリースが含まれていないのであれば、しっかり明記できるはずですよね。

人工の防腐剤の使用について

エトキシキン、BHA、BHTに代表される人工の強力な酸化防止剤を使用するのは、酸化防止のみの観点からすれば、有益なことといえます。

しかし、安全性に問題がある場合は、天然の代替品と、飼い主が賞味期限を意識することで代わりが務まるとしています。

人工の着色料の使用について

犬が色を気にしないのはよく考えればわかることですね。

それにもかかわらず、赤や黄色、緑といった色が付けられたフードは少なくありません。

化学物質まみれのフードは避ける、これは当たり前のことですね。

人工の香りづけ(香料)について

新鮮で高品質な肉や脂肪を使用し、しっかりとした製造がおこなわれていれば、犬にとってそれ以上に素晴らしい香りはないのです。

人工の香りづけをしなければ食べないフードは、もはや食べ物とは呼べません。

甘味成分の使用について

犬の嗜好性を高めるために、甘味を含む成分をもっともらしい理由をつけて配合しているフードがあります。

中には、水飴や砂糖そのものを使用しているフードもあるくらいです。

甘味料は健康問題を引き起こす大きな要因にもなりますし、犬にとって全く必要ない成分です。

WDJの公式サイト(英語)では、このような根拠のもと、フードのランキングを行っていると明記されています。

これら以外にも、原材料は出来ればオーガニックが好ましい、病気療養中の犬や去勢済みの犬など、犬の個性に合わせたフード選びの助言などもあります。

WDJの問題点

一見すると、中立性がある信頼性の高い情報誌であると思えます。

実際、挙げられているドッグフードはたしかに悪いものではありません。

ただ、過去においてランク外にされたものが数年して戻ってきたり、いわゆるOEMフード(外袋だけが違って実際は同じフード)が多いため、評価に矛盾が生じていることがあります。

その調査方法も、じっくり科学的・獣医学的な観点からされているのではなく、商品のパッケージから判別できる範囲しか調査されておらず、そういった点ではドッグフード批評サイトと変わらないという声もあります。

また、アメリカにおける評価であるという点も注意すべきです。

というのも、日本に正規輸入代理店がある場合、「日本向け」に調整されたものが流通していることが多いためです。

湿度や気温が独特な日本ですから、配合量なども違っているものがあるため、WDJの評価が100%当てはまらないということがあります。

愛犬に合ったドッグフードを選ぶ

WDJの情報はそれなりに信頼でき、評価の基準も理に適っているのは事実です。

おすすめされているドッグフードはアメリカ、カナダ原産のものになりますが、参考までに購読してみても良いでしょう。

その中で、自分の犬に一番合ったものを見つけてみましょう。

もし、もっと専門的に詳しく評価しているところを知りたい場合は、「DogFoodAdviser」が勉強になりますので、一度のぞいてみてください。

全編英語ですので、翻訳ソフトなどに頼ることになるかと思いますが、その場合、フードの名称まで和訳されてしまいますので、気をつけてくださいね。

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