アミノコンプレックスの原材料・成分と口コミ評判
ドッグフードといえば、粒状のドライフード、缶詰などのウエットフードなどが一般的ですが、粉状のフードというものが存在します。
パウダーフードと呼ばれるものですが、今回はその中から「アミノコンプレックス」を取り上げます。
利用の仕方やメリットなど、口コミを交えてご紹介します。
粉状のドッグフード
パウダーフードにはどのようなメリットがあるのか、みていきましょう。
パウダーフードのメリット
ドッグフードは保存性や与えやすさが重視されることから、多くは乾燥した粒状になっています。
ですが、その製造過程で栄養素が失われやすいという欠点もあります。
パウダーフードは、形状を度外視することで素材が持つ栄養素をしっかりと引き出すことが目的で作られています。
消化が良い
犬が早食いしようとも、丸飲みしようとも、粒状のドライフードに比べると消化吸収が格段に良いというメリットがあります。
栄養素が残りやすい
余計な加熱や圧力を出来るだけかけないことで、栄養素が残るように仕上げられています。
好みの状態で与えられる
犬の状態に合わせて、ゆるいペースト状にもできますし、こねてお団子のような感じにも出来ます。
もちろん、粉のままでふりかけて使用することも可能です。
メンテナンスってどんな製品?
メンテナンス<原材料>
ミルクホエイ、国産α化玄米、ミルクカゼイン、スキムミルク、動植物油、焙煎きなこ、卵黄末
<成分>
粗タンパク質24%以上、粗脂肪14%以上、粗繊維4%以下、粗灰分9%以下、水分8%以下
たんぱく源はミルクホエイ
犬が摂取しても大丈夫なミルクホエイ(乳清たんぱく)が主原料です。
国産玄米も使用されていますが、消化吸収を高めるためにα化されたものが使用されています。
穀物類の使用あり
玄米以外にも、きなこ(大豆)、米糠などの使用があります。
過敏な反応を見せる犬の場合は様子を見ながら与えましょう。
ボレイ粉とは
ボレイとは、「牡蠣(カキ)」のことです。
漢方薬にも処方され、亜鉛やタウリンなどが豊富な食材ですね。
こちらも消化吸収をよくするため、粉状のものを配合しています。
キレート化されたミネラル類
重要なミネラル類も、吸収率を高めるためキレート化されたものが使用されています。
フードの消化吸収が良くても、ミネラルが吸収しにくいものであっては意味がないですよね。
フードに配合されるミネラルは、このようにキレート化されたものであることが望ましいです。
たんぱく質量も適正
たんぱく質は24%以上保証ということですので、低すぎず高すぎず、どの犬にも与えやすい量となっています。
パウダーフードはその性質上、シニア犬や病中病後の犬にも与えやすいフードですから、あまりに低すぎるたんぱく質量だと、健康回復に役立ちませんし、筋力なども弱ってしまいます。
反面、高すぎると犬によっては体に負担がかかるということも実際にありますので、この程度がちょうどよいでしょう。
プロバイオティクス・プレバイオティクス配合で腸内環境改善
余計な加熱などを行っていないため、生きた状態で腸に届き、腸内改善に効果を発揮します。
ただ、犬によっては便の状態が改善しない、緩くなるといったようなこともありますから、注意しながら与えましょう。
購入者の口コミ・レビュー
特殊な形状のフードであるため、口コミが少ないようです。
確認できた口コミのよると、口の中に腫瘍のある犬が唯一飲み込めるフードであるというものがありました。
たとえば通常のフードを砕いたりしても、やはり粒が残ってしまって痛みを感じるそうですが、パウダーフードだとちゃんと喉を通るとのことで、病気でなくとも一時的に口の中にけがをしているという犬にも良さそうですね。
もちろん、総合栄養食の基準を満たしていますので、しっかり栄養が摂れます。
老犬でカリカリフードが食べづらいのでアミノコンプレックスを試してみました。栄養価も高いのもいいし、何より愛犬が食べやすそうです。
価格と購入方法
1㎏あたりの価格はおよそ4,000円から10,000円で、非常に高価なものとなっています(※まとめ買い、大容量パックが割安)。
通常のフードとは性質が違うため、価格だけを見ると高いですが、実際の使用状況で変わってくることもあるでしょう。
購入方法はネット通販がメインになります。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
商品についての情報はあるのですが、メーカーや製造過程、原材料についての細かい情報がほとんど見つけられません。
また、価格も高いため、手軽に手に取ることは出来ないフードです。
パウダーフードのメリットを理解し、必要に迫られた場合にチョイスするフードかな、という印象ですね。
シリンジなどで食事を与える必要がある場合には、利用する価値が高そうです。
以上のことから、アミノコンプレックスのメインフードとしての総合評価は、☆2つです。
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