アイムスの原材料・成分と口コミ評判
アイムスは、ホームセンターなどでも取り扱いが多く、一度くらいは試したことがある方もいるのではないでしょうか。
手ごろな価格で人気のアイムスについて、まとめました。
アメリカ産のドッグフード
1940年代にアメリカで開発され、長きにわたって販売されているアイムス。
「最先端の栄養価はペットの健康に多大な効果を与える」という開発者の信念は、今でもアイムスを作り続ける人々のコンセプトになっています。
日本では1990年代に入って販売され、20年以上愛されています。
あの有名な肉球マークは1970年代に登場したものだそうですよ。
健康維持用チキンはどんな製品?
それではアイムス健康維持用チキンの原材料などを見ていきましょう。
健康維持用チキン<原材料>
肉類(チキン、ターキー)、トウモロコシ粉、小麦、動物性油脂*、乾燥ビートパルプ、大麦、ソルガム、チキンエキス、乾燥卵、フラクトオリゴ糖、亜麻仁、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、イノシトール、コリン、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、ミネラル類(亜鉛、カリウム、カルシウム、クロライド、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、リン)、アミノ酸類(リジン、メチオニン)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)*ミックストコフェロールで保存
<成分>
主原料が肉類
チキンとターキー、という風に、しっかりと肉の種類も明記されています。
たんぱく質量も25%と、程よい量と言えるでしょう。
脂質に関しては、動物性である点と、酸化防止を施している点は良いですが、残念ながら何由来の脂なのかがわかりません。
小麦・トウモロコシの使用あり
小麦やトモロコシはアレルギーだけでなく、肥満の要因ともなり得ますので、出来れば使用されていないことが望ましいといえます。
せめて、大麦や全粒の穀物類の使用にとどめる方がベターでしょう。
ビートパルプの使用
現在では多くのドッグフードに使用されているビートパルプ。
甜菜の搾りかすを利用したものが多いですが、主に繊維質、また、腸内にいるプロバイオティクスを活発化させるプレバイオティクスとしての役割も持っています。
このビートパルプに着目したのは、実はアイムスであり、かなり古い時代からドッグフードに配合しています。
ただ、ビートパルプも粗悪なものもあり、配合量によってはおなかの調子を悪くすることもあるので注意が必要です。
必須脂肪酸の割合
アイムスは、必須脂肪酸の配合も早くに取り掛かったようですが、割合が17:1となっています。
このバランスを見ると非常に残念です。
レシピが古いのかな、という気がしますが、通常オメガ6脂肪酸はより少なく、オメガ3脂肪酸はより多く摂取することが望ましく、理想の割合は5:1~1:1です。
他のドッグフードに比べても、はたして意味があるのかなというレベルのバランスです。
購入者の口コミ・レビュー
食いつきなどはばらつきがありますが、おおむね高評価を得ています。
ですが、こちらも価格が安いとか、その点についての高評価が多く、品質としてどうなのかといった具体的な評価は少ないです。
気になる評価として、毛並みが悪くなった、涙やけするようになった、というものが複数ありました。これはたんぱく質に過敏な犬であったか、もしくはたんぱく質の品質がよくないか、ということでしょう。
価格がお手頃だったのでもう3年くらい続けています。
今まで便秘がちだった愛犬ですが、アイムスに変えてからは毎日快便です。
涙やけしやすい犬は気をつけましょう。
また、おならをよくする、そして臭いという困った口コミもありました。
ビートパルプが合わない可能性もありますね。
価格と購入方法
公式オンラインショップや、Amazon、楽天、ヤフーなどで購入できます。
また、ホームセンターやドラッグストアでの取り扱いも多いので購入しやすいのは利点ですね。
価格についてはさまざまで、アイムス公式サイトの場合は1キロあたりおよそ600円ですが、大袋などの場合はさらに割安になります。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
原材料について、ヒューマングレード保証がなく、穀物類の使用がある点など、残念なところもありますが、価格とのバランスを見ると妥当なところと言えるでしょう。
ただ、涙やけを起こす、毛なみが悪くなったという看過できない口コミもあり、合わない場合はフードの変更をした方が良いでしょう。
以上のことから、ドッグフードとしての総合評価は☆2つです。
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