ランダーランドの原材料・成分と口コミ評判
肉や魚と混ぜて使用することを前提としたフリーズドライのフード「ランダーランド」。
ランダーランドは、他の製品とはちょっと違った個性的なドッグフードです。
フリーズドライ製法の無添加ドッグフード
動物愛護先進国のドイツのランダーランド社が製造する「ランダーランド」は、「大切な家族のために」をコンセプトとし、原材料のみの無添加フリーズドライフードです。
原材料として表示義務のない添加物も一切含まれていない安心、安全を第一に製造されている製品です。
ラインナップは「フルーツミックス」「ベジタブルミックス」「フレークミックス」があり、すべてにおいて穀物類は不使用となっています。
製造方法は栄養素を極力減らさないよう、フリーズドライ製法がとられており、お湯などで戻すことで、本来の風味も損なうことなく味わうことが出来ます。
では、この中から「フレークミックス」を取り上げ、その原材料などを見ていきましょう。
フレークミックス<原材料>
ジャガイモ、パースニップ、テンサイ、ニンジン、カボチャ、カブ、ズッキーニ、セロリ
<成分>
たんぱく質10.30%、脂質1.10%、水分7.82%、食物繊維7.50%、灰分5.60%、カルシウム0.16%、カリウム1.74%、リン0.29%
手作り食の補助として活用
ランダーランドは総合栄養食ではありません。
あくまでも、総合栄養食のトッピングや間食、手作り食の補助として使用することが前提のフードです。
そのため、本来は必要な栄養補強などもされておらず、原材料のみの栄養となります。
原材料は野菜で、たんぱく質や脂質は別のものを自分で用意して補充する必要があります。
ジャガイモなど根菜類が多いため、糖質は気になりますが、量が少ないですから一度に大量に与えなければ問題はありません。
また、ぬるま湯で戻して使用する際は15分から30分ほどかかるため、思い立ってすぐに与えられる点では通常のドッグフードにはかないません。
さらに、1キロ当たり4,000円と非常に高価です。トッピングや手作りのサポートとして与えるとするならば、これ以外にたんぱく質源が必要となり、さらに費用がかかることになります。
購入者の口コミ・レビュー
ランダーランドの特性上、なかなか口コミが見当たらないのですが、手作り食を与えている方が購入されているようですね。
手作り食は非常に難しく、十分な栄養を摂るためには費用や手間もかかります。
ランダーランドには栄養補強も一切されていませんので、手作りサポートというのも厳しいかもしれません。
フリーズドライ製法自体は非常に良い製法ではありますが、野菜など消化しやすい状態になっているわけではないため、場合によっては未消化で排泄されることもありますので注意しましょう。
ドライフードを食べてくれないこともあって手作り食を与えています。
コストもかかるし肉や魚を加える手間がかかってしまいますが、愛犬が喜んで食べてくれるのが何よりです。
価格や購入方法
プレミアムドッグフードを取り扱う専門店、セレクトショップなどの通販で購入できますが、取扱店舗はごくわずかです。
通常500gの袋で販売され、価格はフレークミックスの場合2,000円前後です。
店舗によって割引があるため、価格は変動します。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
珍しいフードですが、やはり犬の生態などを考えても、おすすめできるフードではありません。
無添加なのは評価できますが、情報が少ないため、その原材料自体がどのように生産されているのかわかりません。
また、フルーツや野菜は重要な栄養素を持ってはいますが、そのまま与えてもその栄養素をまるごと摂取できる訳ではありません。
取扱店舗を見ても、高品質のドッグフードというより、パッケージのかわいらしさや、無添加という言葉に意義を見出している店舗が見受けられます。
価格を考えても、その価値が見いだせないため、低評価となりました。
ランダーランド フレークミックスの評価は☆2つです。
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