ワンズライフの原材料・成分と口コミ評判
「すき焼き味」ドッグフードでおなじみの、スマック社が製造販売する「ワンズライフ 小型犬用」。
小型犬の飼育比率が高まり、小型犬に特化したドッグフードに力を入れるメーカーは多いですね。
ワンズライフの中身はどのようなものでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
国産のドッグフード
50周年を迎えたペットフード製造会社スマック。
ロングセラー商品の「すき焼き味」をはじめ、「柴犬専用」ドッグフードもおなじみですね。
ペットの笑顔のそばに、をコンセプトに、ロゴマークはフードボウルです。
すべてを国内工場で生産し、その工場はISO認定工場であり、商品の品質維持に努めています。
日本の、昭和の名残を残したような印象のフードは、現在ではいささか時代遅れの感もありますが、何十年にわたって愛される商品を複数持つということは、企業として信頼を得ている証と言えるでしょう。
タンパク質はミール食材を使用
それでは、「ワンズライフ ビーフ&フィッシュ」の中身を見ていきましょう。
ビーフ&フィッシュ<原材料>
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、小麦粉等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ポークミール、チキンエキス、ビーフエキス)、豆類(乾燥おから、脱脂大豆等)、油脂類(動物性油脂、植物性油脂)、魚介類(フィッシュエキス、フィッシュパウダー)、ビール酵母、N-アセチルグルコサミン、植物発酵抽出エキス、ミネラル類(カルシウム、リン、塩化ナトリウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B12、葉酸、パントテン酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)
穀物が主原料、たんぱく源は?
日本のドッグフードは多くが穀物を主原料としています。
ワンズライフも同じですね。
肉類、魚類の使用もありますが、すべてミールを使用しています。
この時点で価格は安価だろうな、と推測できます。
アレルギー、肥満などにかかわる穀物主体のドッグフードはおすすめできません。
脂質もあいまい
鶏脂、魚油等の表記もなく、動物性、植物性だけです。
品質がわからないばかりか、必須脂肪酸についての判断もできません。
このような表記の仕方をしていては、どんなに良いものであったとしても、少しでも良いフードを求めている人には敬遠されます。
酸化防止剤の使用は?
原材料に酸化防止目的の添加物が見当たりません。
ビタミンEの添加があるので、それで行っているのかもしれませんが、一切かかれていないのはいろんな意味で不安ですね。
もしも酸化防止剤が添加されていないのであれば、それはそれで保存についての注意書きなどでしっかり示しておかないと、購入後のトラブルにつながってしまいます。
危険な添加物などは使用されていませんが、原材料自体がいずれも評価に値しません。
肉や魚の本来の香りを出せないために、エキスやパウダーなどを使用しています。
悪いこととは言えませんが、それだけ原材料に自信がないということにつながるので、おすすめできる内容とはとても言えません。
購入者の口コミ・レビュー
ネット上で取り扱いが見当たらず、口コミは参考になるものが見当たりませんでした。
べたつきが少ない、香りが良い、というものはありましたが、品質とはあまり関係がないので参考にしにくいですね。
公式サイト上では、ワンズライフに限って条件付きの返金保証があります。
近所のホームセンターで手頃な価格で購入できることから選びました。
以前はネットでも販売されていましたが、最近は楽天でもAmazonでも見かけなくなりました。
価格と購入方法
1キロ当たりは500円と微妙です。もっと安いかと思っていました。
現在、ネット上での販売が見当たらないため、実際の状態がわかりませんが、価格帯から見て大手ホームセンターなどにも置いてあるのではないでしょうか。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
ビタワンなどと同じくらい長きにわたって日本のペットフード業界をけん引してきたスマック社の商品ですので、企業としての信頼性はあるといえます。
しかし、内容はもう時代にそぐわないと言わざるを得ません。
犬は犬でしかなかった数十年前と、家族の一員として迎えている現代とでは、フードへの関心も大きく変わってきています。
以上のことから、評価は☆1.5です。
食べさえすればよい、ではなく、品質重視の商品開発に期待したいですね。
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