セレクトバランスの原材料・成分と口コミ評判
日本で暮らす愛犬のために作られたドッグフード「セレクトバランス」は、その名の通り、犬にとって必要な栄養分を厳選し、バランスよく配合した製品です。
原材料は全て人間でも食べられるレベルの食材を使用しており、肉食の犬に合うよう第一主原料にチキンやラムなどの肉類(動物性たんぱく質)が使われています。
肉の副産物を使用している粗悪なフードが出回る中で、セレクトバランスは副産物を一切使用していないから安心です。
ヒューマングレードのドッグフード
セレクトバランスの口コミをチェックすると「食いつきがいい」と書かれているものが多いです。
犬は油分が多い食事を好みますが、健康面を考えると油の多い食事はリスクが高いとも言えます。
そこで油の使用を最小限にとどめ、独自のうまみエキスを配合することで風味よく製造されています。
嗜好性が高い理由はここにあったのですね。
ドッグフードの品質を維持するためには酸化防止剤が不可欠ですが、セレクトバランスは天然由来の成分を用いて酸化を防ぎます。
また、着色料や香料など、合成化合添加物は一切使用されていないため、安全だと言えるでしょう。
その他に、免疫力を保ち、皮膚や被毛の健康に役立つコエンザイムQ10や尿路の病気を防ぐグランベリーが配合されているなど、犬が健全な生活を送るために必要な栄養素も豊富に含まれています。
ただし、犬にとって消化吸収性に優れたフードと謳われていますが、実際に原材料を見ると、とうもろこしや米・玄米・大豆など消化しづらい穀物が使われている点が気になります。
腸内環境を整える作用のあるオリゴ糖が配合されているものの、穀類は懸念材料となってしまいます。
アレルギーの原因となる穀物の使用
ラインナップが豊富なのもこのフードの特徴。パピー・アダルト・シニアなど各年齢に対応した製品の他に、肥満気味の犬用のフードも用意されています。
ここでは1歳以上の成犬用「アダルトチキン」の原材料や成分についてみていきましょう。
アダルトチキンチキン、とうもろこし、米、玄米、ソイビーンミール、鶏脂、ビートパルプ、チキンエキス、乾燥卵、キャノーラ油、乾燥ミルクプロテイン、ビール酵母、クランベリー、フラクトオリゴ糖、グルコサミン、コンドロイチン、コエンザイムQ10、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、硫酸亜鉛、鉄、銅、マンガン、セレン、ヨウ素)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
原材料は全てヒューマングレードということで品質には問題ないでしょう。
第一主原料となるのはチキンです。動物性たんぱく質をメインの原料として用いているのは良い点です。
続いて、とうもろこし・米・玄米・ソイビーンミール(大豆)と穀類が続きます。
穀物そのものが避けたい原材料である上に、アレルギーを起こしやすいとうもろこし、米、大豆が含まれている点がマイナス評価となります。
第一主原料に続く原材料なので、それなりの量が含まれていると考えられます。
アレルギー体質の犬はもちろん、現在アレルギーがない場合でも継続して摂取することで、今後アレルギーを起こしてしまう可能性もなきにしもあらずです。
犬にとって消化の悪い穀物ですが、便を固める作用のあるビートパルプを取り入れることで、下痢の症状があっても気付かない飼い主さんも多いのではないでしょうか。
皮膚や被毛の健康を保つオメガ6脂肪酸、3脂肪酸や亜鉛、関節をサポートするコンドロイチンやグルコサミンなど、必要な栄養成分がまんべんなく配合されていますし、総合的に見ると質の高いドッグフードであるだけに、穀類・ビートパルプが含まれているのが残念なところです。
生後8ヶ月のトイプードルが、もともと過ごしていたペットショップでこちらのフードを食べていました。
他の製品を与えたことがないのでなんとも言えないですが、食べないという悩みは今のところありません。
1日に必要な食事量は?
愛犬にどれくらいの量のフードを与えればいいのか?適量が分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フードによっては成犬時の体重で適量が記載されていたり、3kg~6kgなど体重に幅を持たせて量が記されているものもあり、なかなか適量がつかめずにいる飼い主さんもいらっしゃると思います。
セレクトバランスの公式サイトでは、現在の体重をプルダウン式で選ぶことで、適量が表示される仕組みになっています。0.1kg単位で細かく設定されているので、愛犬にどれくらい給与すればいいのか、ひと目で分かります。
与える量がはっきり分かるので、初めて犬を飼う方でも安心ですよね。
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