ゲインズパックンの原材料・成分と口コミ評判
ユニ・チャームの「ゲインズパックン」は、セミモイストフードとして非常に有名です。
スーパーやホームセンターなどでもたいてい置いてありますので、与えたことがある方も多いでしょう。
食欲のない犬や歯が弱い犬にはうれしいセミモイストフードですが、気をつける点などはあるでしょうか。
原材料などと併せて詳しく見ていきましょう。
ユニチャームのドッグフード
ゲインズパックンは、ユニ・チャームのペットケア事業の中でも比較的長い歴史を持っているドッグフードです。
1986年にペット事業に参入して以来、セミモイストフードの代表ブランドとして長く人気の商品です。
「品質でずっと健康を」をコンセプトに、多様化するペットの生活に対応しながら、商品開発に取り組んでいます。
穀物の使用量が多い?
原材料や成分をみていきましょう。
ビーフ・緑黄色野菜・小魚・チーズ入り<原材料>
穀類(トウモロコシ、小麦粉等)、肉類(チキンミール、ビーフミール等)、豆類(脱脂大豆等)、糖類(ブドウ糖果糖液糖、ショ糖、オリゴ糖)、動物性油脂、ビール酵母、ハーブ、野菜類(ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、魚介類(乾燥小魚)、チーズパウダー、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、ヨウ素、ナトリウム、リン、亜鉛)、グリセリン、乳化剤、保存料(ソルビン酸K)、pH調整剤(リンゴ酸、クエン酸)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、着色料(二酸化チタン、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
<成分>
穀物が主な原料
ユニ・チャームのドッグフードは、どの商品も穀物主体となっていますね。
その量も少なくないため、アレルギーや肥満などの原因にもなりますし、初めて与える場合は注意が必要です。
たんぱく源はミール類
使用されているたんぱく源が不明な点が気になります。
というのも、チキンミール、ビーフミール「等」と表記されているので、チキンとビーフ以外の何かも入っているということになります。
うーん、知りたいような知りたくないような。
魚類は乾燥小魚となっていますが、これらについても人間が食べられるレベルの保証もありません。
糖類は犬に必要ではない
わざわざ糖類を添加してあります。
他のドッグフードではせいぜいオリゴ糖程度であるため、この量の多さは目的がわかりません。
主原料の穀物にも糖類が含まれていますし、過剰摂取は肥満につながるため、好ましくありません。
合成着色料の使用
人間でも犬でも、着色料は本来不必要なものです。
特に、黄色4号、5号には自主規制がかかっていおり、発がん性などはないものの人体への添加は慎重にすべきとされています。
たんぱく質量が低い
同じユニ・チャームが製造する「銀のさら グラン・デリ セミモイスト」と原材料はほとんど同じですが、ゲインズパックンの方が若干肉量が多いため、たんぱく質量も少し多いです。
しかし、20%程度の保証であるため、十分とは言えません。
購入者の口コミ・レビュー
ホームセンターなど実店舗で購入できるからなのか、ネット上での口コミは少ないです。
また、口コミ自体も価格に重点を置いたものが多く、原材料や質について参考になる声はほとんどありません。
ただ、Amazonのレビューにおいて、同じゲインズパックンで原材料もほとんど同じの柴犬専用フードを与えたところ、顔を掻き毟るなど気がかりな症状が出た、というものがありました。
歴代の犬たちに与えてきました。
口コミでいろいろ悪く言われていたりもしますが、どの愛犬も健康で寿命をまっとうすることができました。
価格と購入方法
1キロ当たりは300円~400円です。お店によっては変動があります。
ホームセンター、ネットショップなど購入できる場所は非常に多く、その分価格も変動が激しいようです。
購入窓口が多いことは良いですが、しっかりとした管理がなされていない場合も多くなるため、信頼できるお店で購入しましょう。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
残念ながら、原材料や成分分析値から判断すると粗末なドッグフードと言わざるを得ません。
品質の保証がない原材料もダメですが、なによりユニ・チャーム製品は着色料を使用している点が問題です。
企業として、実際に食べる犬ではなく購入する人間が「美味しそう」とみてくれるかどうかを気にしているため、着色料を使用してしまうのでしょう。
以上の点から、評価は☆1つです。ドッグフードとしては食べさせたくないものです。
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