ビオミルの原材料・成分と口コミ評判
ヨーロッパ各国は、動物愛護先進国が多くその国で作られたドッグフードは評価が高いものがあ多いですね。
今回お伝えするのは、スイスで誕生したドッグフード、「ビオミル」です。
スイスで圧倒的なシェアを誇るビオミルとは、どのようなドッグフードでしょうか?
ヒューマングレードのドッグフード
ビオミル社は、創業は1950年代で、非常に長い歴史を持っています。
長い歴史の中で革新的な製造方法を開発するなどし、その品質の高さから現在およそ20ヶ国で販売されています。
Naturally authentic(自然に真正であること)を一貫して企業理念に掲げ、ヒューマングレードの原材料にこだわるだけでなく、遺伝子組み換えを使用しない、原材料に添加物を使用しないなど、厳しい基準を設けています。
穀物の使用
では、原材料などを見ていきましょう。
ラインナップはいくつかありますが、ミニアダルトを取り上げます。
<原材料>
乾燥鶏肉、白米、とうもろこし、小麦、鶏脂、鶏肉、魚粉、リンシード、ビートパルプ、ばれいしょたんぱく質、醸造用酵母、肝臓加水分解物、セルロース濃縮物、フラクトオリゴ糖、レシチン、ハーブミックス、ユッカエキス、ミネラル
<成分>
粗たんぱく質24%以上、粗脂肪15.5%以上、粗繊維2.5%以下、粗灰分6.5%以下、水分9%以下
主成分は鶏肉、適度なたんぱく質量
ミールではありますが、主原料は鶏肉です。
たんぱく質量も24%と、高すぎず低すぎずといった点では高たんぱく質に抵抗がある犬にも与えやすいでしょう。
脂質も、鶏肉由来のものですので安心です。
小麦・トウモロコシの使用は疑問
ミニアダルトには小麦とトウモロコシの使用があります。
ただ、ラインナップの中に「センシティブ」というアレルギー配慮のものがあり、そちらには使用されていません。
肉類も鶏肉ではなくラムとなっていますので、アレルギーの心配がある場合は使い分けをするのが良いでしょう。
しかし、わざわざ別にするのではなく、すべての商品をアレルギー対応に変えているドッグフードもありますから、今後に期待したいですね。
栄養素の添加がない?
成分分析、原材料どちらにもビタミンの添加がありません(ミネラルはあり)。
当然、酸化防止についてもどのようなもので行っているのかが不明です。
かといって無添加ではなく、消臭効果のあるユッカなどの添加が見られます。
ヨーロッパ各国では総合栄養食と言った基準がないのも一因かもしれませんが、この点は頭に入れておく方が良いでしょう。
原材料自体は、ヒューマングレードであり高品質であることに間違いはないでしょう。
ただ、栄養素などの表記がまったくないため、よくわからないのが実際のところです。
必須脂肪酸についても配合されているとは書いてありますが、そのバランスもわかりません。
良いものであるとは思えますが、少々一方的なような印象も受けます。
購入者の口コミ・レビュー
食いつきに関しては賛否が分かれました。
また、脂質が高いということで敬遠される方もいるようですが、他のドッグフードと比べてもさほど高いわけではありません(参考:オリジン18%以上、ジウィピーク26%以上など)。
一部では、「スイス」という国のイメージで選択された方もいらっしゃるようです。
体調不良になった等の口コミはありませんでした。
ヒューマングレードのフードを探していてこちらの製品を知りました。
便が緩くなりがちな愛犬でしたが、切り替えてからは便の調子も安定しています。
価格や購入方法
公式サイトのオンラインショップ、楽天などの通信販売で購入可能です。
価格帯は1キロ当たり1,800円程度で、なかなかのお値段ですね。
無料お試しサンプルなどの取り扱いもあるので、興味のある方は公式サイトをご覧ください。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
原材料一つ一つはヒューマングレードであり、余計なものを添加されていない高品質なものです。
しかし、何がどのくらい含まれているのかがわからず、ミネラルやビタミンの目安もわかりません。
成分分析などは気にしない方もいますが、マグネシウムや必須脂肪酸など、確認しておきたい成分が全くわからないフードは気軽に与えられません。
価格も安くはありませんから、総合評価は☆2.5です。
口コミが少ないことからも、試しにくいドッグフードと言えるのかもしれませんね。
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