ビィ・ナチュラルの原材料・成分と口コミ評判
ビィ・ナチュラルは安全性にこだわったオーストラリア産の原材料を用いたドッグフードです。
遺伝子組み換え食品は一切使用しておらず、人間の食用基準を満たしたヒューマングレードです。
品質を保つために安価な添加物が使われているフードもありますが、ビィナチュラルは香料や着色料、調味料など人工添加物を一切使用していません。
人工添加物不使用のドッグフード
酸化防止剤
酸化を防止するために酸化防止剤が必要ですが、天然成分のミックストコロールとローズマリー抽出物のみを使用しています。
逆に安いフードによく使われている酸化防止剤「エトキシン・BHA・BHT」は、発がん性物質が含まれていたり、アレルギー発症のリスクがあります。
酸化防止剤ひとつ取ってもそうですが、ペットフードには人間の食品では使われないような粗悪な素材も使用が許可されているため、製品価格が安いほど危険性が高いと考えて間違いないでしょう。
フードを選ぶ際に、酸化防止剤として何が使われているのかをチェックするのは重要です。
完全無添加フードで、酸化防止剤が一切使われていないものもあります。
確かに健康面では安心かもしれませんが、開封後の品質管理に充分注意する必要があります。
3種類の油
犬の食いつきをよくするために必要以上の油が使われている製品もあります。
価格の安いフードは全般的に油の使用量が多く、開封するとパっと見ただけで油が回ってギトギトしているのが分かります。
ビィナチュラルでは犬に必要な栄養を満たす程度の良質な油のみを使用しています。
実際に使われている油は以下の通りです。
- 牛脂
- キャノーラ(なたね)油
- 魚油
油を使用する際に一番注意しなくてはいけないのが酸化です。
ビィナチュラルでは、酸化しにくいプライム・タローという牛脂を使用しています。
また、キャノーラ油や魚油からは、皮膚や被毛を健やかに保つオメガ6脂肪酸、3脂肪酸を摂取することができます。
油を最小限に使っているとのことで食いつきはどうなのか?心配になる飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんね。
ビィナチュラルでは、脂肪を最小限に留める代わりにミートエキスを用いています。
ミートエキスとは、鶏レバーや牛レバーを天然消化酵素で加水分解したもので、肉そのものであるため品質には全く問題ありません。
愛犬のミニチュアダックスに与えています。
子犬の頃からこちらの製品だけを食べ続けていましたが、穀類があまりよくないことを聞き、切り替えを検討しています。最近はグレインフリーのフードもたくさんあるみたいなので、いろんな製品と比較してみたいと思います。
穀物の使用
製品ラインナップとしては、子犬用・成犬用・高齢・肥満犬用とがあり、パピー期は、より多くの必須アミノ酸を摂り入れる必要があるという視点から、子犬用フードには複数の肉が使われています。
肉の種類が多いとアレルゲンが特定しにくいという意見もあります。
逆に、偏りなく動物性たんぱく質を摂取する方がアレルギーになりにくいという見解もあり、こればかりは飼い主さんの判断によるところですね。
ここでは成犬用の原材料や成分についてみていきましょう。
成犬用(アダルト)
<原材料>
鶏、米、全粒小麦、牛脂、蔗糖、ミートエキス(グレービー)、ビール酵母、オート麦、乾燥全乳、トウモロコシ、大豆、キャノーラ油、ブドウ糖、魚油、魚、フラクトオリゴ糖、ユッカ抽出液、酸化防止剤(天然由来)、ビタミン類、ミネラル類
<成分>
粗蛋白質21.0%以上、粗脂肪9.0%以上、粗繊維5.0%以下、粗灰分4.0%以下、水分10.0%以下、カルシウム1.0%以上、リン0.7%以上、オメガ6脂肪酸0.9%以上、オメガ3脂肪酸0.4%以上、代謝エネルギー340kcal/100g
動物性たんぱく質として、鶏肉の他に魚が使われています。
魚はオーストラリア近海の天然魚で、季節ごとに旬の新鮮な魚を使用しています。
ヒューマングレードで品質にこだわりのあるフードではありますが、穀物が多く使用されているのが気になります。
犬の消化器官は本来、穀物がうまく消化できるようにできていません。
糖質をスムーズに消化できるよう、フードの製造過程に水蒸気加熱調理を取り入れているとのことですが、それでも苦手な穀物が第一主原料の次にくるのは引っかかります。(原材料は、含有量が多い順に表記されます。)
穀類の中でも小麦やトウモロコシ、大豆はアレルギーを引き起こす可能性があるため、本来なら避けたい原材料でもあります。
現状、アレルギーが心配ない犬に与える場合でも、長年に渡って継続するとアレルギーを発症してしまうリスクがなきにしもあらずです。
アレルギーが心配な犬のために、アレルギー反応の少ないタンパク源を原材料に用いた「ビィナチュラル アレルカット」もあり、こちらも穀物が含まれていますが、比較的アレルギー発症リスクの低い全粒ライ麦が使用されています。
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