ドッグスタンス(麹熟成)原材料・成分と口コミ評判
ドッグフードには欠かせない動物性たんぱく質。
チキン、魚、ビーフ、このあたりは多くのドッグフードに使用されていますよね。
しかし、多く使用されているからこそ、アレルギーを起こしてしまう犬がいます。
多くのフードに使われる動物性たんぱく質にアレルギーがあると、これは大変な問題です。
そういったことを受けて、近年注目されている動物性たんぱく質に「鹿肉」があります。
日本原産の鹿肉ドッグフード「ドッグスタンス麴熟成」が今回ご紹介するフードです。
後半、口コミも併せてご紹介します。
高齢犬に適したドッグフード
「愛犬本来の健康的な元気を呼び起こす」
犬も人も、加齢にともなう体調や食の変化は避けられません。
多くのドッグフードは、食欲が落ち、運動量も減る高齢犬には、低カロリーで低たんぱく質、低脂肪のフードに切り替えるよう促しているものが多いですよね。
果たして、それは正しいのでしょうか?
人間は年を取れば確かに脂っこいものや肉などではなく、野菜中心のメニューが楽になったりすることはあります。
しかし、健康的と言われる伝統的な和食にも、卵、魚以外に豆腐や納豆など、植物性たんぱく質が多く含まれていますよね。
長寿で有名な沖縄では、肉をたくさん食べる方も多いです。
犬の場合は更にたんぱく質が重要で、高齢になったら体の機能を維持するために、より多くのたんぱく質が必要とする専門家も多くいます。
ドッグスタンス(麹熟成)は、その点をしっかり理解しているフードで、高齢であるからこそ良質の動物性たんぱく質をしっかり摂取すべきとしています。
高齢犬だからこそ良質なタンパク質を
ドッグスタンス(麹熟成)鹿肉が主原料
ドッグスタンスは、国内産の野生の鹿が主原料です。
鹿肉は、赤身肉で脂肪が少なく、鉄分やビタミン類などが非常に豊富です。
アレルギーを一切起こさないわけではありませんが、比較的そういった心配が少ないたんぱく源です。
穀物類の使用あり
動物性たんぱく質の重要性は第一としていますが、穀物類もそれなりに配合されています。
大麦、玄米、大豆が使用されているとありますが、これは実はよく見る必要があります。
玄米とありますが、厳密には玄米粉となっており、詳しい説明を見ると「日本酒製造時に精米して使わない部分」とあります。
なんだかもったいぶった書き方ですが、簡単に言うとそれを「米糠」と呼びます。
また、大豆に関しても実際は脱脂大豆です。
おからは油分が多いからと説明がありますが、配合する必要がある原材料とは言えません。
大麦についても、わざわざ全粒と精製とを分けて書いているあたり、実際の主原料は何なのかな?という疑問がわきます。
原材料の表記に不明な点も?
上記に通じるのですが、公式サイトにおいて原材料一覧として記載されている原材料が、惑わせるような書き方をしている部分もあり少し気になります。
穀物類については先述しましたが、たとえば植物油という表記も、どうしてオリーブオイルと書かないのか、白身魚の種類は何か、ココナッツ胚芽を使用しているとあるが、一覧には掲載されていないなど、ちょっとザックリしている印象です。
無添加フードの定義とは
公式サイトの一番上に「鹿肉でできた無添加ドッグフード」とあります。
しかし、ビタミンなどの栄養素の添加がある以上、単純に無添加とするのはどうかなと個人的には思います。
栄養素を添加していることは決して悪いことではありませんが、誤解を招く可能性もあるため避けるべきです。
酸化防止・保存措置がされていない
一切の保護がなされていないため、保管には神経を使わざるを得ません。
未開封であっても真夏日などは保存不可、ということなので、通販などを利用するのは不安が残ります。
もちろん、他のフードでも品質管理は同じですが、酸化防止が一切施されていないという点も気になるところです。
ドッグフードの性質上、自宅でも品質管理しやすいよう酸化防止にはもう少し配慮して欲しいところです。
購入者の口コミ・レビュー
麹熟成のコンセプトにもある通り、かなりの高齢犬の飼い主さんに人気です。
食いつきがよく、何よりリピーターさんが多いということが全てであるようにも思います。
15歳以上の高齢犬がしっかり食べてくれた、歩く時間が長くなった、しっかりしてきたという口コミは非常に多いです。
ドッグスタンスの口コミを見てみる
ただ、よく見てみると高齢犬であるがゆえに、それまで低たんぱく低脂肪の療法食や手作り食を与えていた方も多く、もともとの食事が合っていなかったのでは?というケースも多いのかもしれませんね。
以前までシニア犬用のフードを与えていたのですが、美味しくないのか食いつきが悪く、どんどんやせ細っていく感じでした。
ドッグスタンスに切り替えてからはバクバク食べてくれるようになり、元気になりました。
価格帯と購入方法
1kgあたりおよそ4,000円と高価です。
超小型犬など、5キロ以下の犬の飼い主さんがほとんどのようでしたが、多頭飼いや大型犬の場合は、現実的に厳しい価格となっています。
養殖ではなく野生の鹿を原材料に使用しているので、飼育費用がかからないことから、もう少し価格が下がれば消費者にとってはありがたいですよね。
公式サイトでは980円(送料無料)のお試しセットがあるので、食いつき等を確認するためにも、初めての方はこちらを利用してみるのも良いでしょう。
また、Amazonや楽天にはない特典として、公式サイトではお得な定期購入もあります。
初めての方もリピーターの方も、購入するなら公式サイトの方がベターかもしれませんね。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
口コミをみると評価が高いので、決して悪いフードではありません。
鹿肉をメインにしている点や、たんぱく質についての考え方など共感できるフードです。
しかし、鹿肉以外の原材料について、あいまいな表現がある点が少し残念です。
共感できる部分はありますし、初回限定のお試しなら負担なく購入できるので、一度試してみる価値はあるでしょう。
今後の期待も含めて、総合評価は☆3つです。
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