ピナクルの原材料・成分と口コミ評判
ピナクルの特徴は「たんぱく質」と「炭水化物」に強いこだわりを持っているところです。
創業600年以上もの歴史を持ち、動物たちの健康を考えてきたアメリカ企業が製造しています。
商品ラインナップは、チキン・トラウト(マス)・ダック・サーモン・ターキーの5商品で、全てのドッグフードがグレインフリー(穀物不使用)となっています。
グレインフリーのドッグフード
グレインフリー(穀物不使用)がなぜ良いのでしょうか?
なぜ、グレインフリーという言葉が、ドッグフードによく使われているのか、今一度おさらいをすると、犬は人間と違い唾液の中に「アミラーゼ」と言う消化酵素を多く持っている動物ではなく、穀類を摂取した場合の多くは、消化されないまま腸まで到達してしまいます。
食べた物がそのまま腸に到達してしまうということは、お腹の弱い犬の場合、下痢や便秘、胃にかかる負担からの嘔吐などを引き起こしてしまう可能性を高めることになります。
更に言えば、小麦やトウモロコシ等は、毎日少しずつの摂取であっても、突然アレルギーが発症してしまう場合があるのです。
コップの水に例えるならば、250㏄入るコップに1滴ずつお水を垂らして溢れるまでの期間と、オチョコの様に20㏄程しか液体が入らないコップに、1滴ずつお水を垂らして溢れるまでの期間はかなり違いますよね。アレルギーの発症もそれに似ています。
もしかすると穀類アレルギー体質かも知れない犬に、毎日少しずつでも穀類を与え続けると、短い期間でアレルギーが発症してしまうケースもあるのです。一度アレルギーが発症してしまうと、完治も難しくなり、ドッグフード選びも大変になります。
そして穀類は体内で分解されると「糖質」に変わります。
「糖質」が体内に入ってくると血糖値が上がります。その上がってしまった血糖値を下げようと「インスリン」と言うホルモンが分泌し始めますが、その「インスリンホルモン」は脂肪分をエネルギーとして貯めこもうとする働きがあるので、太りやすくなります。
犬の身体にとって穀類は、太りやすく、消化に悪く、アレルギーが出やすい食材ということになります。グレインフリーが推奨される理由は、ここにあるのですね。
アレルギー対応の別のメーカーのフードを与えていたのですが、軟便や嘔吐に悩んでいました。
こちらに切り替えてからは、そんな悩みもなくなり、アレルギーによる皮膚トラブルも軽減され毛艶もよくなりました。
もう少し値段が下がると助かるのですが、やはり品質向上のためにはこれが限界なのかもしれませんね。
気になるミール食材
ピナクルはグレインフリー(穀物不使用)であり、動物性タンパク源として上質な肉や魚を使用し、ローテーションで与えられるように、シンプルに作られたドッグフードであることが分かります。
チキン&スイートポテトの原材料や成分については以下の通りです。
ピナクル チキン&スイートポテト酸化防止剤は天然の物を使用し、着色料も使われていません。
保証成分値に関しても、5商品ともほぼ変わりなく、粗タンパク26~27%、粗脂肪10~15%と、必要量は充分に摂取することができます。
原材料を見ても、バランスの取れたドッグフードのように見えますが、やはりここでも出てくる「ミール類」。
取り扱い代理店の公式ホームページを見る限り、「フレッシュ」や「厳選された材料」とは記載されているものの、「ヒューマングレード」とはどこにも書かれていません。
人間が食べると危険な食材が使われている可能性があるとも捉えることができるため、唯一そこが気になるところですね。
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