カークランドの原材料・成分と口コミ評判
アメリカの会員制マーケット「コストコ」のオリジナルブランド「カークランド」は安価で大容量のドッグフードであることが売りです。
コストコを利用する愛犬家の間でも取り上げられることが多いのですが、具体的にはどのようなフードなのか調べてみました。
コストコのオリジナルブランド
主原料は、羊肉(ラム)で、ほかにも、玄米や米などの穀物、ジャガイモやエンドウ豆などの野菜が使用されています。
普通のスーパーなどでも売られているドッグフードとあまり変わらない原料が使われています。ですが、合成着色料が使われていなかったり、酸化防止剤がハーブ由来であるという点や、グルコサミンやビタミン成分を配合しているという点を見れば、市販の安価な製品よりは質がいいことがわかります。
カークランドは、ドッグフードだけを製造しているブランドではなく、人間用の商品も取り扱うブランドですので、ドッグフード専門ブランド並みのクオリティを求めるのは難しそうです。
しかし、コストコは宣伝に費用をかけないことで自社製品の品質をアップさせる経営をしているので、販売価格を考えると、それなりに信頼できる商品だと言えるでしょう。
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モグワンドッグフードを愛犬に与えてみた口コミ評判
大型犬を2匹、小型犬2匹の多頭飼いです。
少しでも品質の高いものを与えたいのは山々ですが、大型犬のフードの消費量が半端ないので、最近こちらに切り替えました。
原材料をチェックしてみて、市販されている激安の商品よりは安心できるかな?という視点で選びました。
1袋の量が多いので保存の面で心配される方も多いかもしれませんが、我が家の場合は4匹がしっかり消費してくれるので問題ありません。
コストパフォーマンスの良さ
カークランドは、成犬用でも約18kg入っており、価格は5,780円です。
1kgあたりに変換すると、およそ300円になり、市販されている安価な商品よりも少し高いくらいになります。
一番少ない商品でも、子犬用のもので9kgと大容量で、サイズの扱いはアメリカの会社であることが要因です。量が多いため、保存管理が心配されるところですよね。犬友だちがいれば、数名で一緒に購入して、分けるのもいいかもしれませんね。
安価であれば、製品の品質が気になるところですが、添加物は最低限で自然素材を使用し、ミートミールなどのドライ原料ばかりでなく、生野菜や生肉を使用しているという点を見れば、十分なクオリティではないでしょうか。
アレルギーや病気を持っている犬には注意
カークランドシグネチャースーパープレミアムドッグフード【ラム】成犬用 ラム・ライス・ベジタブルの原材料や成分について見ていきましょう。
<原材料>
ラム・ラムミール・玄米・米ぬか・米・卵類・精製麦・鶏脂・ビートパルプ・ジャガイモ・フィッシュミール・フラックスシード・調味料・イースト・キビ・えんどう豆・ニンジン・ケルプ・リンゴ・スキムミルク・クランベリーパウダー・塩化カリウム・食塩・塩化コリン・ミネラル類・ビタミン類・ローズマリーエキス・グルコサミン/コンドロイチン・パセリ・チコリールート
<成分>
粗蛋白質 23.0%以上
粗脂肪 14.0%以上
粗繊維 4.0%以下
粗灰分 7.5%以下
水分 10.0%以下
ビタミンA 15,000IU/kg以上
ビタミンD 800IU/kg以上
ビタミンE 150IU/kg以上
オメガ6脂肪酸 2.2%以上
オメガ3脂肪酸 0.4%以上
原材料の中には気になるものもいくつかあります。
アレルギーを発症しやすい穀物類(玄米や米など)が使われています。グレインフリーが推奨される中で、こちらは少々引っかかるところですね。
また、味付けのために食塩や調味料(具体的には不明)が使用されているという点も、糖尿病や尿管結石の疑い・治療中の愛犬は気を付けなければいけません。
不安要素がある犬には気軽に与えることはできませんが、健康面で特に問題ない愛犬なら試してみても良いでしょう。
食いつきの良さとコストパフォーマンスの良さでカークランドを選んでいる愛犬家もいますので、あまり神経質になる必要もないでしょう。
特に多頭飼いになると、ある程度の品質と量が求められますので、その場合には選んでみても良いかな?と思えるフードです。
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