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シベリアンハスキーとアラスカンマラミュートの違い!見分け方は?

犬の種類は非常に多く、中には見分けがつかないほど似通った犬種もありますよね。

同一の犬種が、登録団体によって違う名前で登録されるケースもありますが、それぞれ「スタンダード」と呼ばれる標準基準を設けています。

見分けがつきにくい犬と言えば、シベリアンハスキーに似た犬がいるのをご存知でしょうか?

見た目はハスキー、だけどなんだか違う気がする・・・そう、アラスカンマラミュートがいます。

今回は、シベリアンハスキーとアラスカンマラミュートの違い・見分け方についてまとめました。

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ハスキーとマラミュートを比較してみた

シベリアンハスキー

ツンドラ地帯を原産とする使役犬で、昔から交通手段としての犬ぞり用に重用されてきました。

体格は大型と思われがちですがそんなに大きくありません。
体重は30kg程度が多く、メスの中には20kgもない個体もいます。

また、やや細身の個体が多く、青や灰色の瞳のハスキーはしばしば怖そうな印象を与えます。

日本では佐々木倫子氏の「動物のお医者さん」に登場するチョビが有名ですね。

あの漫画の中では非常におとなしい、従順な犬として登場したため、日本でハスキーを飼う人が爆発的に増えた時期もありました。

しかし実際は、運動やしつけが出来ない人が安易に手を出すこととなり、持て余され、あたかも「バカ犬」であるかのように言われることがありました。

それらは全ては飼い主に問題があったためで、ハスキー自体は非常に優秀な犬種です。

アラスカンマラミュート

アラスカ原産の、こちらも使役犬として極寒の国々の人の生活を支えてきた犬です。

「オオカミに近い犬」と言われることもありますが、詳しいことはわかっていません。

マラミュートは、実は体格に大きなバラつきが出る犬種です。

スタンダードでは、オスが約40kg、メスが35kgとされてはいますが、中には60kgにもなる個体もありますし、多くは40kgを超える個体が多いです。

ハスキーが日本でブームになる頃、同じように日本に持ち込まれました。

大きな躯体と精悍な顔立ちに魅了される人が多いですが、反面、獰猛なイメージ、個人が所有するには大きすぎる点などから、現在ではブリーダーも減り、年間登録頭数は20頭前後と、国内では少なくなっています。

違いは?

一覧にすると違いが結構あるのがわかりますよね。

 シベリアンハスキーアラスカンマラミュート
体高(肩からつま先まで)
オス 約50センチから60センチ
メス 約45センチから56センチ
オス 約58センチ~63センチ
メス 約50センチ~58センチ
体長(胸骨からお尻まで)
オス 約80センチから90センチ
メス 約70センチから80センチ
オス メスともに明確な規定はないが、いずれも体高より上回る
サイズ分類中型犬大型~超大型(差が大きいため)
体重オス 約20キロから30キロ
メス 約16キロから25キロ
明確な基準より、全体のバランスがとれていることが望ましい
毛色全ての色が許容されている
頭部にみられる斑はハスキーによくみられる特徴である
顔部、腹部に白があれば可
グレー、ブラック、セーブル、レッド、白
顔は白が優勢、腹、足先、しっぽの先端は必ず白が優勢でなければならない
額の白スポットはかわいいので許容
毛の特徴ダブルコートダブルコート
顔つきの特徴やや小ぶりな顔立ち、顔立ちに比べて大きめの耳が頭頂部の狭い間隔で立つ
マズルはやや細め
耳は小ぶりでしっかりと立ち、頭のやや両端に離れ気味につく
マズル(鼻先)は細すぎてはいけないし、尖ってもいけない
顔の色バランスは隈取、またはホワイト
目の色茶褐色、青、灰色、オッド・アイ茶褐色のみ、青色は失格
しっぽの状態ブラシ尾 軽く垂れさがる軽く巻き上げ、背に乗る

マラミュートは特にその体格の差が激しい犬種であり、同じ兄弟であってもまったく違うということはよくあります。

一般的に、頭の大きさが体に比例する部分があるので、仔犬時に頭がしっかりしている犬が大きくなる傾向にあります。

また、性格的な面で、ハスキーは人間にも他の犬にも非常にフレンドリーな犬が多いですが、マラミュートは基本的に飼い主には忠誠を誓うものの、他の犬には厳しいと言われます。

特にオスの成犬~老犬は、礼儀を知らない犬に対して容赦ない行動をとることもあります。

もちろん、育ち方で左右はされます。

見分け方のポイント

では、見分けるにはどうしたらよいでしょう?

いくつかのポイントを示します。

体格

ハスキーを飼ったことがある方ならば、マラミュートがいかに大きいかお分かりになるでしょう。

一回り、というより、そもそもの骨格がマラミュートの方が大きいため、特にオスはその差が歴然です。

しっぽの違い

マラミュートは秋田犬ほどではありませんが、巻き尾です。

固く巻き上げるのではなく、ふわっとしっぽの先が軽く背に乗る程度の巻き尾で、非常に美しいです。

一方、ハスキーは「ブラシ尾」と呼ばれるタイプで、軽く垂れさがっているのが通常ですね。

耳の大きさと位置

頭の大きさが違うということもあるのですが、マラミュートの耳は少し小さく見えます。

また、クラシックスタイルと呼ばれるマラミュートは、ほぼ正三角形の小さな耳で、ハスキーのように大きい二等辺三角形とは全く違います。

ただ、クラシックスタイルのマラミュートは少なくなっているので、当てはまらない場合もあります。

瞳の色

これは消去法になるのですが、青、灰色といった瞳の犬は、アラスカンマラミュートではありません。

マラミュートは必ず茶褐色の瞳でなければ認められませんので、瞳は判断材料になり得ます。

が、同じ茶褐色の瞳のハスキーもいるので、その場合は他の特徴と併せて判断してくださいね。

共通点も多い2犬種

ハスキーもマラミュートも、極寒の地でそりを引くなどの重労働をしてきた犬たちです。

そのため、分厚い被毛など似通った部分が多いです。

しかし、どちらかというとハスキーは俊敏さも兼ね備え、走ることも得意ですが、マラミュートはそれよりも力強さが前面に出る犬で、犬ぞりレースには実は不向きです。

強靭な足腰を持つため、長距離移動よりは重いものを運ぶなどが適してますね。

ハスキーも数はずいぶん減りましたし、マラミュートにいたっては国内でなかなかお目にかかれないほど少なくなっています。

町でもしも見かけたら、ハスキーとマラミュートの違いを楽しんでみてくださいね。

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