1. ホーム
  2. 健康・病気
  3. ≫犬の鉄分不足や過剰摂取はどうなる?食事における注意点

犬の鉄分不足や過剰摂取はどうなる?食事における注意点

犬が必要とする栄養素は、人間と同様多岐にわたります。

その中でも、ミネラル類は、摂取しづらく、またその種類の多さから不足していても何が不足しているのか判断できないといったことがあります。

今回は、ミネラルの中でも重要な鉄分について勉強したいと思います。

鉄分とは

赤血球が酸素を運搬するための手助けをすることが鉄分の大きな役割です。

赤血球中のヘモグロビンは、鉄のイオンを利用して体内の隅々へ酸素をいきわたらせています。

大きく分けると、ヘム鉄と非ヘム鉄になります。

肉や魚に多いのがヘム鉄で、体内への吸収率は非ヘム鉄に比べると2~3倍高くなっています。

非ヘム鉄の場合は、食べ合わせなども関係し、場合によっては吸収が阻害されるケースがあるため、同じ鉄分でもヘム鉄を摂取することが理想です。

必要量は?

犬が1日に必要とする鉄分の量は以下となります。

  • 子犬・妊娠・授乳中の犬・・・1kgあたり2.64mg
  • 成犬・・・1kgあたり1.32mg

鉄分を多く含む食材

犬が食べられる食材、またはドッグフードに配合できる食材の中から、鉄分の含有が多い食材を集めました。

家畜の内臓(レバーなど)

特に豚のレバーには非常に多くのヘム鉄が含まれています。

ドッグフードでは副産物と言われるこれらを排除する動きもありますが、動物の内臓には有益な成分も多いため、見直すメーカーも出てきています。

副産物を避けていた方も、新鮮な内臓を配合しているドッグフードを一度よく見てみましょう。

赤身肉・魚

肉の赤い色合いが濃いものほど、鉄分の含有量は高くなります。

馬肉や鹿肉、牛肉などもレバーなど内臓に比べれば少ないですが、しっかり含まれています。

魚の内臓部分にも非常に多くの鉄分が含まれるため、魚を丸ごと使用しているドッグフードの方がより良いでしょう。

貝類

あさり、しじみ、ほたてをはじめ、貝類にも鉄分は豊富です。

鉄分だけでなく、タウリンや亜鉛など、犬には欠かせない成分が豊富な貝類ですが、ものによっては犬にとって危険なもの(サザエ、アワビなど)もあります。

与える場合は、必ず犬用のスナックやサプリメントとして加工されているものを選びましょう。

手作り食の場合は、与えても良いものかどうか獣医師に相談して、加熱して少量与えましょう。

ハーブ類

バジルやタイムといったハーブ類にも鉄分は含まれます。

その性質上、多く摂取することは難しいですし、ドッグフードに配合されるものも多くはないため、これだけで良いとはいきませんが、最近ではハーブ類を多く配合するドッグフードも出てきていますので、参考にしてください。

その他、豆類や野菜にも当然鉄分の多いものはありますが、犬の生態から見ても出来るだけ動物から得る鉄分の方が、吸収の面からも良いといえます。

過剰摂取・鉄分不足について

鉄分は、過剰・不足ともに弊害をもたらします。

過剰症

食欲不振や体重減少などの症状が見られます。

また、鉄が過剰になるとたんぱく質や脂質を破壊し始めます。

さらに、活性酸素を発生させることで各臓器がダメージを受けるなど、深刻な状態に陥ります。

ただ、過剰になるためには様々な条件が重なって起こる場合が多く、通常の食生活を送っている分には神経質にならなくても良いでしょう。

不足症

まずは貧血の症状が出ます。

また、幼少期から慢性的な不足が続くと、成長が阻害されたり、無気力状態になったりします。

一時的な不足の場合は、貧血以外に被毛トラブルなども起こります。

総合栄養食のドッグフードを与えている場合はさほど心配はいりませんが、基準値ギリギリだったり、手作り食の場合はサプリメントなどを上手に活用しましょう。

その際は、利用上の用法をしっかり守り、与えすぎにならないよう気をつけましょう。

手作り食の場合はサプリメントの活用を

鉄分は、基本的に犬の生態に合った食餌がとれていれば不足・過剰になることは滅多にありません。

特に、動物性たんぱく質を積極的に摂取していれば、必要量は十分とれます。

ただ、手作り食などで栄養面に不安がある場合は、サプリメントなどを活用するのも大切です。

間違ったダイエットなどで貧血になってしまうという話は人間でもよくあることですね。

手作り食はメリットも大きいですが、栄養素が不足しないよう気をつけましょう。

ドライフードの場合も、最近では総合栄養食の基準を満たしていないものも多く出ていますから、犬の状態をしっかり見ながら与えましょう。

↓ 鉄分のほか、ビタミンや亜鉛などのミネラルを含んだオールインワンサプリ ↓

栄養バランスの整ったドッグフードを選ぶ

鉄分を多く含む食材を・・・と難しく考えすぎる必要はありません。

既に鉄分不足で獣医からの指示がある場合は別ですが、健康な犬の場合は日頃の食事=ドッグフードを見直すことで、鉄分の過不足を心配する必要はなくなります。

犬が必要とする栄養素をバランスよく含んだ総合栄養食のドッグフードの中でも、評判のいいフードを当サイトのランキングにまとめています。

実際に与えてみた口コミレビューも参考にしてみてくださいね。

鉄分やビタミン、亜鉛などミネラル類をバランスよく含んだプレミアムフード

獣医学雑誌に掲載!獣医師の84%が犬に食べさせたいと回答
モグワンドッグフードを愛犬に与えてみた口コミ評判

当サイトでご紹介している穀物不使用のプレミアムフード「モグワン」は、期間限定で100円でお試しできる制度を設けています。

お試し後は本品を半額で購入できる特典もあり。良いと分かっていても、いきなり本品を購入するのは抵抗あるという方でも気軽にお試しできますよ。
100円お試しの詳細はこちら

スポンサーリンク

シェアをお願いします。

健康・病気 コメントなし

関連記事



【半額クーポン付】モグワン100円モニター

期間限定キャンペーン!

100円モニターへの応募で初回半額クーポン券がもらえる!
【公式】100円モニターの詳細はこちら
【※現在、モグワンの100円モニターは終了しています。代わりに初回半額でお試しできるキャンペーンを実施中です!】

公式サイト限定企画!初回半額のキャンペーン実施中
初回半額の通常購入はこちら

愛犬の健康を考えたドッグフード選びにお悩みの方へ

コメント一覧

この記事へのコメントはありません。

コメントする

コメント