ペット消臭剤のおすすめは?安全性・効果の高い人気ランキング
ひと言にペット用の消臭剤(消臭スプレー)といっても、さまざまな種類があります。
今回は、消臭スプレーの種類やその効果の違いなどから、どのタイプを選べばよいかまとめてみました。
これから購入する方、今使っている消臭スプレーでイマイチ効果を感じられない方の参考になれば幸いです。
ニオイの種類は?どんな消臭剤が効果的なの?
悪臭と認識されるものにはいくつか種類がありますが、ここではペットが要因で起こり得る臭いの原因について書いてみます。
建築資材や塗料などの刺激臭については触れていません。
アンモニア
ペットとは切っては切れない臭いのひとつ、アンモニア。
これは尿臭に代表される刺激的な臭いで、時間が経てばたつほどに強烈になり、酷い場合は目がしみる、痛い、嗅いだ後しばらく臭いが鼻から取れないというほど、破壊力抜群の臭いです。
イソ吉草酸
イソ吉草酸とは、いわゆる犬臭いと言われる臭いで、納豆の臭い、蒸れた足の臭いと称されることもあります。
また、犬は体中にアポクリン腺と皮脂腺があるため、皮脂腺から分泌された皮脂が酸化して出来る脂肪酸の構成成分です。
これに雑菌が繁殖し、脂肪酸が分解されることでモワッとしたあの臭いが生まれるのです。
メチルメルカプタン
メチルメルカプタン、これはひと言でいうと、腐った玉ねぎのようなにおいと呼ばれます。
ペットの糞便からも発生するもので、口臭の要因でもあります。
犬を飼っているとこれらの臭いが主な悩みの種となるわけですが、このような臭いをすべてクリアしてくれるような消臭剤はあるのでしょうか?
消臭剤の種類
ここでは、成分別にいくつかご紹介します。
次亜塩素酸系
次亜塩素酸水は、食品などの洗浄、殺菌にも使用される食品添加物です。
次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなどに使用)よりも高い殺菌、消臭、安全性があるため、公共の施設や介護施設などでも使用されます。
アンモニア、メチルメルカプタンなどほとんどの悪臭成分を分解する力があり、その安全性の高さからペットや赤ちゃんがいるご家庭にも向いています。
二酸化塩素系
強力な殺菌、消臭力があり、スプレーや置き型などの商品があります。
二酸化塩素系の消臭剤は、安定二酸化塩素と二酸化塩素の2種類があります。
- 安定二酸化塩素
- 二酸化塩素
安全性に特化
除菌消臭効果に特化
安定二酸化塩素は主に安全性に特化しており、二酸化塩素は除菌消臭効果に特化しています。
問題点として、この2つは別物であるにもかかわらず、いずれをも持ち合わせているといった誤解を招く広告を掲げる商品があるということです。
植物系消臭剤
複数の植物系消臭成分を組み合わせて製造されています。
何よりその安全性が魅力で、ペットの体にも使用できますし、臭いに関してもさわやかな香りの製品が多いです。
ただ、効果の程度は商品によって差が激しく、気休め程度でしかないものが多いのも事実です。
また、効果があるとされるものも、他の消臭剤と比べて高価なものが多いですね。
バイオ系消臭剤
微生物の力を応用して消臭するものです。
使用方法がさまざまで、粉状のものを自分で水と糖蜜などを混ぜて作るタイプなどもあります。
安全性と消臭力は評価されており、特に山などに設置される仮設トイレなどにもバイオの消臭力が利用されます。
浄化槽の仕組みもバイオですね。
どれを選べばいいの?
利用するシーンによって、また何を優先させたいのかによって消臭スプレー、消臭剤の使い分けはある程度必要かと思います。
具体的に見てみましょう。
多頭飼育で主に糞尿の臭いを軽減したい
糞尿の臭いは、アンモニアが主ですが、時間が経つことで雑菌も繁殖し、えも言われぬ臭いになってしまいます。
そんな時におすすめなのは、次亜塩素酸系か、二酸化塩素系のスプレータイプ、もしくは置き型タイプです。
いずれの場合も、糞尿の処理をしっかり行った後で噴霧することが大切です。
化学物質にはどうしても抵抗がある
この場合は植物系かバイオ系の消臭スプレーを使用する以外にありません。
効果については差が激しいので、レビューなどをしっかりチェックして購入しましょう。
体にやさしいということは、効果も穏やかなものが多いのは事実です。
犬の体臭が気になる
次亜塩素酸系または植物系のスプレーが良いでしょう。
ただし、次亜塩素酸系は、安全性が高いものではありますが、若干のプール臭を犬が嫌がることも考えられます。
そもそも犬の体臭は、皮膚トラブルなどが引き金となっていることもあるのですから、日々清潔にしておくことの方が重要です。
おしっこがついてしまったり、便を踏んでしまったなど、緊急の消臭対策として使用しましょう。
家に染み付いたケモノ臭をなんとかしたい
こちらも、次亜塩素酸系か、二酸化塩素系、安定化二酸化塩素系が効果があります。
最近では、次亜塩素酸水専用の噴霧器や加湿器なども販売されていますので、試してみるのも良いでしょう。
二酸化塩素系については、前述の通り商品によっては、そもそも別物である安定化二酸化塩素と混同した説明を行っているところが多いので、十分に注意が必要です。
ペットショップのバックヤードで使われているといったものもありますが、国民生活センターが行ったテストでは、人間が「その部屋に居られない」と感じるほどの刺激臭があるものも販売されていたり、そもそも効果が期待できないもの(二酸化塩素と安定化二酸化塩素の混同による)もありました。
また、二酸化塩素は非常に高い殺菌消臭力がありますが、人体や動物には使用できません。
ペットが舐める可能性がある場所にも使用できませんし、噴霧器や加湿器にも使えません。
逆に、安定化二酸化塩素は、安全性はあるものの、二酸化塩素ほどの消臭効果はありません。
二酸化塩素(安定二酸化塩素)系の消臭スプレーを使用する場合は、基本的には空間やトイレなど、直接ペットに触れない状態で行いましょう。
犬にとって安全なものを選ぶ
薬品などの名前が多く、わかりにくかったかもしれません。
効果はもちろん大切ですが、犬の健康を脅かさないものでなければなりません。
主流となりつつある次亜塩素酸水の消臭スプレーは、比較的効果も感じやすく、かつ安全性も高いと言えるでしょう。
さらに強力な消臭効果となると、二酸化塩素系になりますが、ピンポイントや応急的な使用以外ではなかなか勧められません。
消臭はまず日々の手入れや清掃から、その上で仕上げとして使用する、というスタンスが大切です。
さほど高価なものではありませんので、次亜塩素酸系の消臭剤で、いくつか気になる商品を試してみてもいいですね。
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