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犬の膝蓋骨脱臼の症状と原因!予防法や対策は?

犬の歩き方がおかしいな、と感じたことはありませんか?

犬に多い症状のひとつに「脱臼」があります。

その中でも「膝蓋骨」、いわゆる膝のお皿部分が脱臼状態になってしまう症状について、原因や治療法、予防法など詳しくご紹介していきます。

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膝蓋骨脱臼とは

後肢の膝部分にある膝蓋骨が外れてしまっている状態を膝蓋骨脱臼(パテラ)と言います。

ずれる方向によって「内方脱臼」「外方脱臼」がありますが、7割以上の犬が「内方脱臼」となります。

オス、メスでの発症率は、メス犬の方が1.5倍ほど発症率が高くなります。

小型犬に多く見られる症状ですが、外部の力によるものと、遺伝的要素が強い場合があります。

大型犬が発症した場合は、股関節形成不全を伴っていることも多いです。

命の危険性はありませんが、重症化すると歩行困難になり、外科的手術が必要になります。

犬種別の好発種

小型犬

ヨークシャー・テリア トイ・プードル チワワ ポメラニアン ペキニーズ フレンチ・ブルドッグなど

大型犬

チャウチャウ 秋田犬 レトリバー バーニーズマウンテンドッグ ロットワイラーなど

犬種による発症率を調べたところ、明らかに「人為的に小型化された犬種」が率が高いことがわかっています。

中でもポメラニアン、チワワのリスクは高いので、仔犬の時期から定期的に検査しておくことが望ましいです。

症状

  • 歩き方がおかしい
  • 触ると痛がる
  • 外見的に明らかにねじれている
  • うさぎのように、後肢をぴょんぴょんさせて走る
  • 横すわりや、うまく立ち上がれない

軽い場合は、飼い主も気づかないケースがあります。

犬も、症状が軽いと特に気にせず遊んでしまうことが多いため、気づかないうちに症状が悪化していき、重症化してから気づくということも少なくありません。

膝を触って、手で脱臼させることが出来るけれども、力を抜くと自然に元の位置に戻る、いわゆる「外れやすい」状態だけである場合のグレード1から、自然に元に戻らない状態や常に外れている状態など、症状に応じてグレード(重症度)が変わります。

検査方法

基本的に獣医師であれば触れば判断できます。

触診で異常が認められた場合は、レントゲン検査やCTで詳しく調べます。

検査の際、ズレた膝蓋骨が正常の位置に戻っている場合があるため、不慣れな獣医師の場合判断できないケースもあるので、出来れば専門の獣医師に診てもらうことが望ましいです。

比較的軽い症状(グレード1~2)であれば、様子を見ながら定期的に獣医師の診察を受ける、という判断になります。

それ以上の進行が見られた場合は、手術を勧められることが多くなるでしょう。

治療費や手術費は?

  • 一時的な1~2回の通院・・・5,000円~10,000円
  • 重症で3~4回の通院・・・30,000円~50,000円
  • 手術+入院で重症の場合・・・50万円程度かかることも

手術しない場合、一時的なケガで脱臼した場合は1~2日の通院で済みます。治療費も5,000円~10,000円程度となります。

完全脱臼など、少し症状が重い場合で、手術をしないケースでは3~4日の通院で30,000円から50,000円ほどかかります。

外科手術が必要なケースは、犬の大きさやその内容で治療費は大きく変わります。

単純に手術で整復する場合は、小型犬でおよそ150,000円から200,000円程度ですが、重症の場合はチワワなどの超小型犬でも入院費などを含めると50万円ほどかかることもあります。

その他、術後の通院、リハビリなどでも治療費はかかります。

早期発見、早期治療が非常に重要ですので、発症しやすい犬種の場合は、かかりつけ獣医師によく相談しておくこと、場合によっては保険などへの加入も検討しておくと良いでしょう。

パテラになりにくい生活環境に整える

  • 滑らないようにカーペットを敷き詰める
  • 段差をなくす

先天性が理由の場合は、発症を防ぐことは難しいですが、外傷をきっかけとして発症するケースは予防可能です。

予防法としては、膝に負担をかけないよう生活環境を整えることや、肥満にさせないことも重要です。

室内で飼育している場合は、滑りにくくするためにずれないタイプのカーペットなどを敷く、段差をなくすといった配慮をすると安心です。

これらのことは、術後の生活にも同じように重要です。

膝蓋骨脱臼は、命にかかわるものではありません。

しかし、犬の生活の質は低下し、自由に動けないストレスが犬の与える影響は決して少なくありません。

治療費もかなり高額になるケースがあります。

とにかく、起こりやすいとされる犬種の場合は定期的な検診をして、少しでも早期発見できるよう心がけておきましょう。

サプリで関節を強化する

毎日の生活で気を付けていても、犬種による特徴で脱臼してしまうケースもあります。

心配な場合は関節を強化するサプリメントを服用することも有効です。

過去に発症したことがある犬には、予防として与えるのも良いでしょう。

関節の健康維持をサポートするサプリ「毎日散歩」は、1ヶ月お試し商品があり、初めてでも購入しやすい価格帯となっています。

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