日本犬の原材料・成分と口コミ評判
私たちが暮らす日本にも、日本原産の犬たちがいます。
秋田犬、北海道犬、柴犬、甲斐犬、紀州犬などが有名ですね。
こうした日本特有の犬のためのドッグフードというものがあります。
イースターが販売するドッグフード、「日本犬」シリーズです。
今回はこちらを取り上げてみました。
日本犬のためのドッグフード
小型犬、超小型犬を飼育する人が増えていますが、日本犬は中型~大型に分類されることが多いです。
また、野山を駆け回る猟犬が多いため、本来は固太りの筋肉質な犬が理想とされます。
そういった、日本の風土、日本犬の特徴に重点を置いて作られているのが「日本犬」シリーズです。
牛肉とお魚味ってどんなフード?
実際に使われている原材料や成分についてみていきましょう。
牛肉とお魚味<原材料>
穀類(小麦粉等)、肉類(チキン等)、糖類、いも類(さつまいも等)、野菜類(にんじん、かぼちゃ、ほうれん草等)、ミネラル類(リン酸カルシウム、塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、硫酸鉄、炭酸亜鉛、硫酸銅、炭酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム)、品質保持剤(プロピレングリコール)、増粘安定剤(グリセリン)、保存料(ソルビン酸カリウム)、アミノ酸類(L-リジン塩酸塩)、ビタミン類(コリン、E、C、ニコチン酸、パントテン酸、A、B6、B1、B2、葉酸、B12、D)、pH調整剤、酸化防止剤(エリソルビン酸ナトリウム、ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、着色料(二酸化チタン、黄5、赤106、黄4、青1)
<成分>
主原料は穀物
非常に多くの穀物が使用されています。
日本人の主食は穀物ですが、日本で暮らす犬も確かに昔から穀物にはなじみがある、と言われればそうかもしれません。
しかし、猟犬を所有されている方々は、猟で獲ったイノシシやシカなどの肉類をメインにされていることが多く、メインが穀物、というのは理にかなっているとは思えません。
ちなみに、私の親戚が飼っている土佐犬の主食は鶏です。
肉類のフェザーミールって?
使用されている肉類の中に、フェザーミールという表記があります。
これは、鶏の羽を集めて加工し、たんぱく源にしたものです。
ちょっとぎょっとしますが、しっかりと管理された工場で製造されたフェザーミールはたんぱく質含有量が高く、窒素減として有効価値があります。
副産物に分類されるため、詳しく知らなければこれだけで拒絶される方もいますが、自然界では羽をむしって食べるわけではありませんので、良くないとは言えません。
それよりも、牛肉とお魚というフードなのに、肉類に牛肉が入っていないことの方が驚きです。
腸内環境改善に乳酸菌
おなかの調子を整えるために、乳酸菌やオリゴ糖、酵母などが配合されています。
詳しい種類などの記載があればなお良いですが、おなかを健康に保つには効果が認められます。
たんぱく質量は許容範囲
たんぱく質は23%以上保証となっていますので、まずまずの含有量です。
ただ、たんぱく質は質が重要ですので、涙やけをしていないか、皮膚トラブルはないか?など、与え始めは気をつけてみておきましょう。
不要な添加物を使用していない
発色剤や合成の保存料などは使用していません。
酸化防止はローズマリーとビタミンなどで行っているようですね。
栄養素などは逆にちゃんと配合されています。
購入者の口コミ・レビュー
犬種別ということで、日本犬のオーナーさんが購入されていますが、食いつきが良いという声が見られます。
また、室内飼いで臭いが少なくなった、という声もありました。
口コミが少ないため、参考になるものが集められなかったのですが、体調が悪くなったなど心配な声は見当たりませんでした。
柴犬2匹に与えています。
今まで食べていたフードは食べ残しがあったり、食べムラが多かったのですが日本犬に変えてから残さず食べてくれるようになりました。
価格と購入方法
1キロあたり、200円~300円といったところです。激安ですね。
販売窓口は意外と少なく、ネット通販に頼る方が多いようです。
同シリーズの柴専用の場合は、ホームセンターなどの取り扱いもあるのですが、こちらは近所では売っていない、という口コミが多かったです。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
日本犬のためのドッグフードですが、他の犬種別同様、大きな違いがあるフードではありません。
原材料も、フェザーミールというちょっと抵抗のある原材料が入っている点や、穀物が多いことなどからなかなか手に取る勇気がないという方が多いでしょう。
激安フードであるにもかかわらず、売っている場所が多くないという点からも、わざわざこのドッグフードにする必要性は全く感じません。
以上のことから、総合評価は☆1つです。
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