ナチュラルハーベストの原材料・成分と口コミ評判

ナチュラルハーベストの原産国はアメリカ、開発販売しているのは日本です。

なるほど、日本が開発発売しているのだな、と納得できるところをピックアップしてみます。

まずはドライフードが真空パックにされているところです。
開封をした時に音や匂いで新鮮さを感じることができますし、未開封時の袋破損にも気が付きやすく、安心感があります。

もう一つは、栄養成分の分析を第三者機関に依頼し、その結果を全て公開しているところです。
ここまで目に見える結果を提示しているドッグフードは他にないですよね。

ドッグフード以外の商品ラインナップも豊富

商品ラインナップも豊富で、どの商品にも妥協のないこだわりを感じます。

コスパが良い

アイメイト（盲導犬）も愛用しているとされているベーシックフォーミュラの「メンテナンス」の原材料や成分を調べてみました。

＜原材料＞

＜成分＞

強いこだわりをもって作られている商品ですが、価格的には高価過ぎず、安価過ぎずといったところです。

3.1キロ入りで4,200円、1キロにすると約1,400円となります。

3.1キロ入り1袋を準備すると、10キロの成犬の場合、1日の必要摂取量が145グラム程度なので、約20日分になります。
コストパフォーマンス的にはなかなか良いのではないでしょうか。

低脂肪・低カロリーを意識しているだけあって、動物性タンパク質はラム生肉とあります。
ラム生肉はアレルギーが出にくいお肉であり、脂肪分も含まれているので香り高く、犬の嗜好性もアップします。

油の表示も鶏脂肪、亜麻仁、月見草油としっかりと記載があるのが安心です。
また、化学的な防腐剤・着色料・香料は使用せず、自然由来のローズマリー抽出物を使用しています。

ミール食材が使われている

AAFCO栄養基準に基づく成分分析一覧表（ドライフード）を見る限り、タンパク質が基準値の18％をギリギリ超える19.8％と低めです。脂肪分も9.5％と低めになっていますね。

低カロリー商品だからなのでしょうが、活動的な成犬にはタンパク質量も脂肪分も不足がちになる心配があります。

あとは、2番目に書かれている「ラムミール」。
ミール類には色々な見解があります。良い素材だと書かれている文献やサイトも確かに存在します。

しかし、人間用の加工食品では使用が禁止されている部位のお肉が使われている「肉副産物」である可能性も高く、本来捨てられる部分の肉や骨、内臓や血液、毛などを加工した物である危険性もあります。

ナチュラルハーベストの公式ホームページを見ると「人間への使用が禁止された原材料は使用しません。」と記載がありますが、この記載だけでは、なんとなく不安を感じてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。

全体的には栄養バランスのとれた良いドッグフードだと感じる分、そこだけが少し残念に感じるところです。

その他ノーグレイン（穀物不使用）、栄養価の高いドライフード、日本とアメリカの獣医師が共同開発した食事療法食、パウダータイプのフード、ウェットフード、レトルトフード、トッピングやミルク、離乳食、サプリメント、おやつに至るまで、さまざまな商品を取り揃えているところは魅力的ですね。