ホリスティックレセピーの原材料・成分と口コミ評判

今回お伝えするのは、ホリスティックレセピーです。
大きめのホームセンターや、ペットショップなどのドッグフードコーナーで見かけることもある、比較的有名なドッグフードですね。

評判も良いドッグフードのようですが、実際はどうでしょうか。詳しく見ていきましょう。

アメリカ産の日本向けドッグフード

日本の独特な四季という季節感や気候などを考慮して開発されたドッグフードです。
製造はアメリカですが、日本向け限定のため、並行輸入などもないようですね。

安全や安心にこだわっていることはもちろんですが、酸化したドッグフードが犬に及ぼす影響を非常に重視しており、ドッグフードのパッキングや量などにも配慮がなされているというのも、他と違うところでしょう。

保存しやすいドッグフード

ラインナップの中から、チキン＆ライスシリーズを見ていきましょう。

チキン＆ライス

まず、気になる点からです。

ナチュラルフレーバーとは

フレーバーは、プレミアムドッグフードと呼ばれるものには、ほぼ見かけない原材料です。

激安ドッグフードなどには、香料や、ビーフエキス、チキンフレーバーなどの名称で添加してありますね。

ナチュラルフレーバーとは、どういったものでしょうか？

さらっと書いてありますが、たんぱく質源、炭水化物に次いで記載されているということは、結構な量が配合されているということになります。

これについて、サイトなどでしっかり何由来であり、何の目的で配合されているのかが書いてあれば良いのですが、明確にはされていません。

ビートパルプは必要か？

たとえばほとんどが肉によって作られたドッグフードであれば、便通などを考慮して若干の繊維質を配合することは理解できます。

しかし、かなりの量の炭水化物が含まれたドッグフードですから、あえてビートパルプを配合するのは、犬によっては軟便の要因になる場合があるので注意しましょう。

鶏肉粉はどういうものか？

いわゆるチキンミールですが、新鮮な鶏肉だけではだめなのでしょうか？

もちろん、品質の良いチキンミールもありますし、消化吸収をよくするためにあえてミールにする場合もあるでしょう。
そうであれば、公式サイトなどでもう少し詳しく掲載してもらえると安心感が増しますよね。

次に、犬にとって良いと思われるものを見ていきましょう。

アレルギーを起こしやすい原材料を排除

穀物類の使用はありますが、小麦やトウモロコシ、大豆などは不使用です。
チキンアレルギーの場合は、ラインナップにラム＆ライスがあるのもうれしいですね。

酸化防止のための努力

酸化防止剤などを使用することも、安全な酸化防止剤であれば必要なことです。
しかし、どんなに酸化防止を施しても、開封してしまった後、ずさんな管理をしてしまうとあっという間に酸化が進みます。

特に、一般家庭だと、わざわざ一回分の量を小分けの密閉袋などに詰め替えて、ということは正直手間がかかります。
また、酸化に対する知識がない場合は、そのような手間をかけることすら思いつかないでしょう。

ホリスティックレセピーの袋は、少量に小分けされた上でチャック式の袋に詰められています。
これだと、チャックをきちんと閉めることで酸化を遅らせることが出来ますね。
プロだからこそ、売ったあとのことも考えてのことで、ここは評価に値します。

購入者の口コミ・レビュー

皮膚トラブルなど、軽度だけれど、症状が長引いている犬の飼い主さんが選んでいるようです。

ドッグフード販売店の中には、ご自身の犬に与えたところ、そのようなトラブルがおさまり、20年以上の長寿であったということから、他のドッグフード以上にホリスティックレセピーを強く推す方もいます。

確かに、軽度の皮膚トラブルや涙やけ、アレルギー症状のようなものは、ドッグフードの酸化が原因のこともあります。

少しでもそのリスクが少ないだけでも、犬の小さな体には大きな変化となるのかもしれません。

価格や購入方法

取扱店舗はかなりありますので、お近くの大型ペットショップ、ペットフード販売店でも購入可能です。

通販も充実していますので、手に入りやすいフードだと言えるでしょう。

価格は800gで1,540円となっており、大袋になれば割安です。

総評

購入のしやすさは、価格が若干高めですが販路が多いため手に入りやすいといえます。

原材料については、ビタミンやミネラルなどもしっかり配合されており、良いものであると思いたいのですが、やはりよくわからないものが使用されている点は見過ごせません。

また、製造工場などの情報が乏しく、酸化防止への努力は評価できるものの、もう少し情報が欲しいところです。

以上のことから、ホリスティックレセピーの評価は、☆3つとなりました。