ANFの原材料・成分と口コミ評判

犬の体重管理って、難しいですよね。
ちょっと気を抜くと太らせてしまったり、といったこともあるかと思います。

既定の量を与えても、フードによっては明らかに物足りなかったり、逆に規定量しか与えていないのに、太ってしまうなどなど。

今回まとめたのは、成犬の適正体重を維持しながら、栄養バランスもしっかり考えられたANFドッグフードについてです。

世界中で愛されるドッグフード

ANFペット株式会社が開発製造販売するANFは、1950年代から商品として存在しています。
34ヶ国に代理店を置いていることからも、世界中で人気の高いドッグフードであることがわかりますね。

アジア太平洋アメリカと、EU、中東、アフリカでフードの原材料を変えるなど、世界の情勢にも配慮しつつ、栄養バランスに優れたドッグフードを製造しています。

常に栄養と安全に重点を置き、どうやったら栄養を損なうことなく消費者に届けられるかや、消費者の考え方や求めるものが変わるたびに商品を見直し、常に求められるものを把握してリニューアルなどを行っています。

チキン＆ライスってどんな製品？

ここではアダルト（チキン＆ライス）の原材料や成分についてみてきましょう。

アダルト（チキン＆ライス）

動物性たんぱく質が主体

原材料のトップはチキンです。

ヒューマングレードの保証は見当たらなかったのですが、新鮮で高品質なものを使用しているということです。

ただ、ミールに関しては一部で粗悪なものがあるのも事実で、ミール自体に不安を感じる方も少なくありません。

玄米・オーツ麦・米糠の使用あり

小麦などに比べれば、犬の体に負担は少ないといえますが、量としては少なくありません。

穀物類はアレルギーだけでなく、糖質を含んでいることから肥満につながるものでもあります。

玄米やオーツ麦、米糠はミネラルなど、良い成分もありますので排除すべきとまでは言えませんが、注意は必要です。

鶏脂肪は酸化防止処理済

ドッグフード自体を酸化防止処置することは大切ですが、脂肪分自体にも処置を施すことでより安全になります。

ANFは、ビタミンEとビタミンCによって、脂肪分そのものに酸化防止処理をしてありますので安心です。

フラックスシード配合

フラックスシードとは亜麻仁のことで、オメガ3脂肪酸摂取に役立ちます。

その他、魚油からもオメガ3脂肪酸は摂取できますが、できれば何の魚なのか、はっきり書いてあるとより安心ですね。

必須脂肪酸のバランスが悪い

豊富な脂肪酸を配合することで、美しい毛並みや皮膚の健康維持に役立つとされていますが、その割にはオメガ3脂肪酸が低すぎます。

アメリカの公式サイトによれば、含有量はオメガ6脂肪酸2.75%に対してわずか0.4%しかありません。

オメガ3脂肪酸は出来るだけ多い方が望ましいので、少なくとも1%程度は欲しいですね。

ユッカシジゲラエキスで体臭・便臭軽減

消臭効果のあるユッカシジゲラエキスが配合されています。

この成分が配合されたドッグフードはいろいろとありますが、効果は高いようで口コミなどでも尿臭や便臭、体臭が軽減されたというものが多いです。

購入者の口コミ・レビュー

ネット通販など取扱店舗は多いのですが、購入者数の割合でみるとさほど多くはないようです。

知る人ぞ知るドッグフード、といったところでしょうか。
口コミでは、リピーターさんが多いです。

食いつきが良いという評価が多く、大袋の正規品があるというのも、多頭飼いの方や大型犬を飼っている方には好評です。

特に気になる体調面の変化などの報告はありませんでした。

価格と購入方法

1kgあたり800円から1,000円といったところで、購入しやすい価格といえますね。

ただ、ラインナップによっては3kgの次が15kgとなっているものもあります。
割安だからといって15kgの大容量を購入すると、食べ切る前に品質が劣化してしまう可能性があるので注意が必要です。

購入方法は正規販売店やネット通販での購入となります。
ホームセンターなどではまず取り扱ってないドッグフードです。

総評

口コミでの評価は上々ですが、原材料などを見てみると価格が高いかな、という印象です。

ヒューマングレードの保証もないですし、穀物類の使用も少なくはありません。

悪すぎる点もない代わりに、特筆すべき点も見当たらないという、可も不可もないドッグフードという印象です。

以上のことから、総合評価は☆2.5です。