C&Rの原材料・成分と口コミ評判
ドッグフードを選ぶ際に、どこの国で製造されたのか、どこの国の原材料を使っているのかは、かなり重要なことです。
欧米やオーストラリアなどは高名なドッグフードも多いですし、逆に中国のものは過去の事件などから多くの方は避ける傾向にあります。
今回ご紹介するのは、オーストラリアで特にこだわって製造されたC&R(旧S.G.J.P)です。
旧製品からの愛用者の口コミなども交えてご紹介していきます。
オーストラリア産のドッグフード
「真の意味での安心」
化学合成添加物や、原産国がはっきりしないもの、さらには他の製品にそれらを使用している可能性のある工場への発注もしないなど、品質においては非常に高いこだわりを持っています。
また、自然食を大切に考えているため、原材料においても残留農薬やホルモン剤、抗生剤などの投与がない家畜肉のみをオーストラリアで調達しています。
オーストラリアは検疫が徹底され、BSEや鳥インフルエンザも未発生国ということで、その安全性においては抜きんでていますね。
では、中身を詳しく見てみましょう。
口コミなども多いプレミアムドッグを取り上げます。
プレミアムドッグはどんな製品?
プレミアムドッグ<原材料>
ラム肉 / ひきわりミレット(黍〉 / ひきわり玄米 / 魚類(ギンヒラス / シロギス / 豪州真ダイ) / カノラオイル / ひきわりフラックスシード / 米ぬか / アマランサス / モンモリロナイト / ユッカ / ネトル / ブルーベリー / スリッペリーエルム / 西洋タンポポ / チコリ / タウリン / カロチン / 塩化コリン / 炭酸カルシウム / ビタミンE / ヘム鉄 / ビタミンA / ヘム亜鉛 / ナイアシン / 葉酸 / チアミン / ビタミンB6 / ヘムマンガン / ビタミンK群 / ヨウ素
<成分>
(100g中) 代謝カロリー386kcal
粗タンパク質 20%以上 / 粗脂肪8%以上 / 粗繊維5%以下 / 粗灰分8%以下 / 水 分10%以下
主原料はラムでヒューマングレード
オーストラリアといえば、ラムですね。
広大な自然でのびのびと健康的に育てられた良質のラム肉は、その栄養価の高さとアレルギーへの対応力などから人気のたんぱく源です。
ビタミンやミネラルも豊富で、ドッグフードには適した素材といえます。
ミレットとは
第二原料のひきわりミレットですが、これは雑穀(キビ)を意味しています。
ということで、穀物の使用があるドッグフードです。
全てのラインナップ共通で、コーン、小麦、大豆の使用はありませんが、そのほかに米糠、玄米、アマランサスなども入っていますので、穀物に過敏な場合は様子を見て与えましょう。
アマランサスはスーパーフード?
珍しい原材料として、アマランサスがあります。
これは穀物ですが、消化吸収に優れ、たんぱく質やミネラル、鉄分も豊富でスーパーグレインとの異名をとっています。
エネルギー源というよりその栄養価の高さをチョイスしていると思われるので、穀物ではありますがさほど神経質になることはないでしょう。
ハーブ配合
多くのハーブが配合されています。
それらの効果としては、天然のビタミン補給に始まり、胃腸を保護したり、ミネラルの補給、プレバイオティクスとしてなど、さまざまな効果が期待できます。
脱酸素方式包装で酸化防止
フード自体に酸化防止は施されていません。
天然成分などでの酸化防止は一般的ですが、C&Rの場合、日本で最終の異物検査などを経て、アルミ三層構造の包材を使用して包装されます。
その際に、しっかりと酸素を抜くことで酸化を防いでいるとしていますが、開封後の管理を徹底する必要があります。
購入者の口コミ・レビュー
まず、10年以上愛用している、生涯このフードを与えるというような、旧商品からの長い愛用者が多いです。
動物病院ですすめられたという方もいました。
皮膚トラブルがある犬にも良い効果があるという口コミがいくつかありました。
香りが弱いので、食いつきにはバラつきがあるようですが、なによりも犬の状態や製造管理の徹底などで安心感を得ている方が多いです。
上質なフードはどうしても高価になりがちですが、C&Rはお手頃価格なので無理なく続けられます。
価格と購入方法
2016年に旧商品からパッケージや販売元がリニューアルされましたが、内容価格に変化はありません。
価格は1kgあたりおよそ1,500円で、べらぼうに高いという印象はありません。
現在は楽天などのネット通販、正規販売店窓口などで購入できます。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
総評の前に、ひとつだけ。
実は2015年に、フードへの異物混入がありました。
その際、販売会社の対応が粗末であったという事実があるため、製造管理と企業の信頼性において☆を減らしています。
ただ、ドッグフードそのものは穀物使用ではあるものの、評価に値するものといえます。
価格も内容と外れていることもありませんし、良心的なフードに分類できるでしょう。
以上の点から、評価は☆3.5です。
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