プレイアーデンの原材料・成分と口コミ評判

ペット先進国ドイツで誕生したドッグフード「プレイアーデン」を紹介します。

環境や動物愛護に非常に厳しいドイツのペットフードは、どれも高い評価を得ているものが多いですが、プレイアーデンはどうでしょうか。

それでは詳しく見ていきましょう。

ヒューマングレードのドッグフード

プレイアーデンはおよそ300年もの歴史を持っており、その長い歴史のなかで、犬にとってベストな食材、配合バランス、給餌法（ミックスフィーディング）などを見出してきました。

長年の研究成果に最新の技術を用い、日本向け商品は日本用にカスタマイズされています。

原材料は全てヒューマングレードで、ラインナップの中にはオーガニック認定を受けているものもあり、それらは毎年審査に合格しています。

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ミックスフィーディングとは

ミックスフィーディングとは、ヨーロッパ、とくにドイツでは主流になりつつある給餌法で、簡単に言うと、

これらをミックスして与える方法です。

これは自然界での食餌により近づけることを考えたもので、フードローテーションの進化版ととらえても良いでしょう。

グレインフリーではない

今回取り上げるのは、ロイヤルバランスです。
原材料や成分についてみていきましょう。

ロイヤルバランス

Bio認定よりも大切なこと

実は、このドライフードシリーズはBio認定を受けていません。

原材料自体はその認定を受けられるものですが、その一つである魚が、天然物であることから「有機生産された」とみなされないためです。
また、ドッグフードとして酸化防止剤や栄養素の添加があることもその要因です。

しかし、その選択はBio認定と引き換えにしても良い重要なことです。

酸化防止もなされず、栄養素も満たしていないオーガニック製品よりも、基準以上の品質を保ったうえでしっかりと栄養や酸化防止がなされているドッグフードの方が誠実です。

ヒューマングレードの原材料

どの原材料もヒューマングレードの保証があります。
ペットフードに関する厳しい法律のあるドイツ製品ですので、この点は全く問題ないと言えるでしょう。

穀物の使用

米、大麦、トウモロコシの使用があります。

ただ、プレイアーデンは穀物使用に確固たる信念を持っており、アレルギーのない犬には良いものであるとしています。

この点は犬の個体差もありますし、獣医師や専門家の間でも意見は分かれるところではありますが、やはり多すぎる穀物には注意した方が良いでしょう。

理由としては、どんなに良い点を挙げたとしても、かさ増しを担っている点は否めないからです。
穀物に対して特に不安のない犬であれば、品質が良いものなら便の様子などを見ながら与えましょう。

オメガ6脂肪酸について、デメリットも記載すべき

トウモロコシを使用していることの説明として、必須脂肪酸であるオメガ6脂肪酸（リノール酸）の重要性を示しています。

しかし、

ということについては一切触れていません。

良い所だけをあげるというのは親切ではないですね。
さらに、大切なバランスについても成分分析で公開されていません。これでは、消費者が独自に判断することすらできませんよね。

購入者の口コミ・レビュー

ドッグフード特有の嫌な臭いがしないという声や、食いつきが良い、体格にメリハリが出たといった良い評価が多いですね。

粒に関しては、あえて中粒に製造されており、小型犬には食べにくいといった声があります。

しかし、小さめだとどうしても丸呑みして吐き戻したりすることもあるので、しっかり噛んで食べられる粒が良いという声もあり、試してみて決めると良いですね。

正直、口コミは非常に少なかったです。情報が少ない点、それに加えて高価格である点から、実際に購入される方がまだ少ないのかもしれません。

価格と購入方法

ネット通販、大型ペットショップ、サロンなどの正規販売店のほか、公式サイトでの販売があります。
ロイヤルバランスの価格は1kgあたり2,592円となっています。

バリエーションはウエットフードやフレークタイプなどがあり、それらを組み合わせることでより良いバランスとなるので、試す楽しみがありますね。

総評

原材料の品質や製造管理については、ドイツの法律の下にある以上、高品質であることは間違いありません。

しかしながら、メリットのみしか伝えていない部分がある点や、穀物類使用に対する言い訳・・・ではなく、考え方もちょっと説得力に欠けます。

1kg当たり3,000円弱という価格も、全ての犬種に求めやすい価格とは言えません。

したがって、評価は☆3.5です。