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ドッグフードの塩化カリウムが犬に必要な理由

市販されているドッグフードの多くには、原材料だけでは総合栄養食としての基準が満たせないため、栄養素などを添加する必要があります。

体内で生成できず、食事から摂取する必要のあるものなどは、特に気をつけて摂取する必要があります。
今回はミネラルのひとつである「塩化カリウム」についてまとました。

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塩化ナトリウムとの違いは?

初めて犬を飼う人や、ドッグフードの勉強を始めたばかりの人には、ドッグフードの原材料表示に記載されているカタカナ文字は、なにがなんだかわからないものが多いですよね。

塩化カリウムとは、体内のphを調整したり、心臓や筋肉の活動を支える重要な役割を担っています。
また、老廃物を排出する働きもあります。

名前の印象から、塩化ナトリウムと混同してしまいがちですが、その効果は全く逆で、塩化ナトリウムは血圧を上昇させ、塩化カリウムは血圧を下げる働きがあります。

犬にとって必要な成分なの?

犬を飼ってらっしゃる方の中には、なるべく余計なものは与えたくないという方もいらっしゃると思います。

このカリウムは、AAFCOの基準で0.6%以上1%の範囲で設定されています。

メーカーによっては、カリウムの成分分析がないものや、特に塩化カリウムを添加していないものもありますが、総合栄養食とされているドライフードには、必ずこの範囲内でカリウムは含まれていることになります。

カリウムは人にも犬にも一定量必要な成分で、極端に不足すると、意識障害や体調不良といった症状が現れるため、不足することのないよう気をつけなければなりません。

逆に摂取し過ぎることはあるのでしょうか?

カリウムについては、過剰な分は排出されますので、多くとり過ぎても特に心配はありませんが、もともと腎機能が衰えている場合は高カリウム血栓の危険があるため、注意しましょう。

カリウムを多く含む原材料

自然の食べ物の中にもカリウムを含むものがたくさん存在します。

ドッグフードによく利用されるものでいうと、ほうれん草、サツマイモ、ケール、ジャガイモ、サーモン、鶏ささみなどがあります。

また、アボカドには大変多くのカリウムが含まれているのですが、犬には特定の品種以外のアボカドは与えてはならないため、注意が必要です。

手作り食の場合は不足しないよう注意する

塩化カリウムは犬にとっても必要な成分です。

市販されているドッグフードには、必要量がしっかり配合されています。
過剰に摂取しても問題はありませんが、敢えて多く摂る必要性も特にありません。

手作り食とドッグフードを混ぜるなど、ドッグフードのみでない場合は不足しないよう、考えて与えるようにしましょう。

安心安全なドッグフード選び

愛犬の健康を考える上で、犬に不適切な原材料や、健康被害のリスクがある添加物を含んだドッグフードは避けたいところですよね。また、カルシウムだけでなく必要な栄養素をバランスよく摂取できるのが理想です。

当サイトでは、さまざまな製品の原材料や添加物、成分などを細かく見ていき、少しでも危険性のあるものを除外し、最終的に6つの製品に絞りました。

フードの切り替えを検討されている方、これから新たにフードを選ぶ方の参考になれば幸いです。

※下記ページの最下部にランキングにておすすめのフードを紹介しています。
安心安全な食材を使ったドッグフードついて詳しく見る

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