ピッコロの原材料・成分と口コミ評判
犬は、成犬になるまでに1年、その後は成犬となります。
およそ、6~7歳以降はシニア犬と位置付けられますが、犬の寿命は12年から15年、なかにはそれ以上長生きする犬もいますよね。
そうすると、一生のうち半分をシニア犬として過ごすことになります。
今回ご紹介するのは、シニア犬の特徴や必要な栄養素に特化したドッグフード「ピッコロ」です。
少しでも元気で長生きしてほしい、飼い主なら誰もが思う願い。その手助けになり得るフードでしょうか?詳しく見てみましょう。
シニア犬に特化したドッグフード
ペットフードでここ数年注目されているのが、イギリス原産のものです。
しっかりとした専門の工場があるので、研究に研究を重ねたフードのレシピをきちんと製品化できます。
ピッコロも、イギリスのGAペットフード・パートナーズという工場で製造され、日本向けに調整された上で輸入されています。
「モグワン」「カナガン」で知られるメーカーのシニアに特化したモデルとして売り出されているので、切り替えにも安心です。
ピッコロってどんなフードなの?
「美味しさと健康ケアの両立」
いくら栄養満点、考えられたスーパーフードでも、犬が見向きもしないのでは本末転倒ですよね。
今問題になっている、某中学校の給食問題も同じで、どんなに優秀な栄養士がバランスを考えて作っても、美味しくなければ食べる気持ちにならないわけで、全く意味がありません。
人間も犬も、食べることは生きることに直結しています。
栄養バランスはもっとも重要ですが、だからといって食べる楽しみを度外視するというのであれば、それこそサプリメントやカロリーメイトのようなものだけを食べていてもいいということになってしまいます。
それでは生活の質(QOL)が維持できませんね。
ピッコロは、健康ケアはもちろんのこと「犬がしっかり食べる」フードでなければ意味がないという点にしっかりと働きかけています。
原材料と成分分析
ピッコロ<原材料>
骨抜きチキン生肉(31%)、骨抜き生サーモン(20%)乾燥チキン(13%)、サツマイモ、ジャガイモ、豆、乾燥サーモン(6%)乾燥卵(2.5%)チキングレイビー(2%)、アルファルファ、ミネラル、ビタミン、グルコサミン(1780mg/kg)、MSM(1780mg/kg)、コンドロイチン硫酸(1250mg/kg)、リンゴ、ニンジン、オオバコ、海藻、フラクトオリゴ糖、ホウレンソウ、クランベリー、カモミール、ペパーミント、マリーゴールド、アニスの実、フェヌグリーク
<成分>
主原料は動物性たんぱく質
およそ7割が新鮮な肉や魚でできています。
シニア犬というと、なんとなく肉や魚は控えた方がいいのではないか?と思う方もいるかもしれませんね。
ですが、人間も犬も、実は年をとってもしっかりとたんぱく質をとった方が良いのです。
理由は、体が何でできているかを考えればすぐわかると思います。
年を取ると確かに体のいろいろな機能が衰えますよね。
その衰えをいかに緩やかにするか?というところで、しっかりとたんぱく質を体に補給してやることがまず大切なことなのです。
ピッコロに使用されているチキンや魚は、いずれも品質に問題のないものとなっているので、その点も安心ですね。
穀物類は一切不使用
小麦やトウモロコシは、ドッグフードによく使用されている穀物です。
しかし、アレルギーの問題や、犬の体への負担が問題視されていますし、そもそも犬は穀物類を摂る必要はない、とする研究も多く発表されています。
穀物類は安価で、かつ加工しやすいために長くドッグフードに使用されてきましたが、多くの信頼されてるドッグフードでは、穀物類を使用しないものが主流となっています。
ピッコロも、穀物類は一切使用していません。
サツマイモ・ジャガイモは糖質が心配?
穀物類は、即効性のあるエネルギー源としての役割も果たしていますから、全く穀物類が含まれないとなると、エネルギー源をどうするか、という疑問も出てきます。
炭水化物は利用しやすいエネルギー源ですが、反面、運動とのバランスなどから肥満へつながる危険性もはらんでいます。
そこで、ピッコロでは肥満につながりやすい急激に血糖値を上げてしまう炭水化物を避け、炭水化物ではあるけれど、血糖値を急激に上げにくい(低GI食品)サツマイモ、ジャガイモを使用している、とあります。
これには諸説あり、糖尿病や糖質についてたくさんの著書をお書きになっている高雄病院の江部先生によると、サツマイモとジャガイモは決して低GI食品ではない、という見解です。
ただ、糖尿病などを患っていない健康な犬であれば、ピッコロに含まれる程度の炭水化物はさほど神経質になることはないと言えます。
必須脂肪酸のバラスは?
犬の健康を保つうえで欠かせないのが、オメガ3脂肪酸に代表される必須脂肪酸です。
ドッグフードでは主に、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸が注目されるわけですが、入っていればいいというものではなく、バランスが重要になります。
オメガ6脂肪酸は摂取過多になると、炎症を促進させるなどのデメリットがありますので、できるだけ少なめに、反対にオメガ3脂肪酸は出来る限り多く摂取することが望まれます。
ピッコロの場合、オメガ6脂肪酸が2.4%、オメガ3脂肪酸は0.9%程度となっていて、およそ3:1のバランスとなっています。
これは非常に良いバランスといえますね。
オメガ3脂肪酸は被毛や皮膚の健康維持、炎症を抑えるなどの作用があるので、気になる場合は亜麻仁オイルなどを足すとより良いでしょう。
たんぱく質量は高め
ピッコロは34%のたんぱく質量なので、今までのフードが低たんぱくフードだった場合は、ゆっくり切り替えてあげると安心です。
いきなり高たんぱくフードにしてしまうと、犬によってはおなかの調子が不安定になることがあります。
あわせて脂肪分についても、15%としっかり摂取できていますね。
病気などで低脂肪フードの必要がある犬は注意しましょう。
健康な犬であれば、シニア犬であってもたんぱく質、脂質はしっかりと摂取させることは健康維持にとって重要です。
ハーブ、フルーツ、野菜でビタミンミネラル摂取
抗酸化作用などが期待されるクランベリー、ルテインが豊富なマリーゴールド、血中コレステロール低下に効果的なフェヌグリーク、胃腸を整えるミントなど、やさしく作用するハーブなどを多用しています。
ビタミンやミネラルも摂取でき、天然の力で犬の健康をサポートしてくれます。
原材料と成分分析を見てみも非常にバランスがよく、シニア犬でなくても十分主食に出来る内容となっています。
成犬用からシニア用へ切り替えようと思っても、実際何歳から変えればいいの?と思う方にも、細かい時期を気にせず自然と与えてあげられる内容となっています。
購入者の口コミ・レビュー
公式サイトでの通販のみとなっているので、公式サイト以外に口コミは現在では見つかりませんでした。
気になる食いつきですが、およそ8割の方は、必要に応じて継続して与えたいと答えているようですね。
カナガンやモグワンもそうですが、とにかく「ペットフード特有のキツイ臭いがしない」というのは非常に特徴的です。
ただ、キツイ香りに慣れてしまっている犬の場合は、物足りなく感じるのか、食いつきが良くないということもありますので、切り替えには根気がいるかもしれませんね。
価格と購入方法
1袋1.5kgで、単品購入の場合は3,960円です。
単品購入であっても、この程度の価格はもはやプレミアムドッグフードでは主流の価格帯とも言えますから、まずは1袋からの購入でも良いと思います。
まとめ買いや定期購入では、さらに割引が適用されて最大20%OFF(3,168円)となります。
継続される場合はぜひ定期購入を利用されると良いでしょう。
解約も簡単に受け付けてもらえます。
総評
原材料
製造管理
購入のしやすさ
企業の信頼性
原材料などは非常に優秀です。
肉と魚、野菜やフルーツのバランスも、自然界に暮らす犬たちが食べているような状態に近いものとなっています。
製造を外注していますが、該当の工場は非常に評価の高い工場となっているので安全と言えるでしょう。
定期購入を推奨する販売方法は、人によっては敬遠される方もいるかもしれませんが、こちらのレティシアンのシステムは、実際に試しましたが非常にわかりやすく、解約や変更なども全く手間取りません。
中には、電話でしか解約できない、にもかかわらず、電話がつながらないなどといったところもあると聞きますが、ピッコロを販売するレティシアンについては、そういったことはありませんので安心して注文できますよ。
シンプルな原材料で本来の美味しさを引き出したドッグフード、ピッコロ。総合評価は☆4です。
まだ新しいフードですが、ぜひお試しいただきたいフードのひとつです。
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