ドッグフードのコンドロイチンが犬に必要な理由
関節サポートに良い成分として、コンドロイチン(コンドロイチン硫酸)を耳にした人は多いでしょう。
人間用のサプリでもおなじみですよね。
最近では、ドッグフードに配合されているだけでなく、犬用のサプリメントも販売されています。
今回は、膝関節サポートに効果があるコンドロイチンについて調べてみました。
コンドロイチンの特性
コンドロイチンは、細胞同士をつなぐ成分で、角膜や軟骨部分に含まれています。
軟骨に含まれる水分を保持し、張りを与える役割を担っている他、栄養分を運び老廃物を排出する働きもあります。
しかし、加齢に伴って体内で生成する量が減少していくため、年齢が上がるにつれて軟骨がすり減るなどの弊害が起こり、関節痛が起こる場合があります。
豊富に含まれている食材
コンドロイチンが豊富な食材として、サメ軟骨やすっぽんなどが有名ですが、山芋やオクラなど、ねばねばした食材にも含まれています。
しかし、毎日十分な量を食材から摂取することはなかなか難しい面もあるため、サプリメントや医薬品などを活用することも効果的です。
ビタミンB1・グルコサミンとの相乗効果
実は、コンドロイチン単体で摂取してもさほど効果が期待できないという、武田薬品工業の研究結果があります。
コンドロイチンとともに、ビタミンB1を摂取することで、より高い効果をもたらすということです。
ちなみに、人間用のアクテージAN錠(武田薬品工業)にも、コンドロイチンとフルスルチアミン(ビタミンB1)が配合されています。
ビタミンB1がコンドロイチンと細胞を結びつける役割をすることで、効果が高くなるのですね。
また、グルコサミンとの関係も大切です。
コンドロイチンは軟骨の破壊防止などを担っていますが、グルコサミンは軟骨の修復や再生を担っています。
このように、コンドロイチンとグルコサミンを合わせて摂取することで、相乗効果が期待できるというわけですね。
ドッグフードを選択するときは、コンドロイチン、グルコサミンとともに、ビタミンB1もしっかりと配合されたものを選択するとより効果的だといえます。
効率よく摂取できるドッグフード選び
犬の健やかな成長と老後の健康を維持するには、関節が少しでも丈夫であることが欠かせません。
加齢によって自然と生成が減少することは避けられませんが、日々の食事で少しでもサポートできると良いですね。
ぜひコンドロイチンが効果的に吸収できる配合のドッグフードを探してみましょう。
コメント一覧
このコメントは承認待ちです。
このコメントは承認待ちです。
このコメントは承認待ちです。
このコメントは承認待ちです。
コメントする