RIGALO(リガロ)原材料・成分と口コミ評判

アメリカ原産の穀物類不使用ドッグフード「RIGALO（リガロ）」を紹介します。

高たんぱく穀物不使用という、現在のプレミアムドッグフードの流れに沿ったドッグフードですが、実際の内容はどうでしょうか？

穀物不使用（グレインフリー）のドッグフード

「おいしくって、腸　健康。」
ちょっと笑ってしまう？キャッチコピーからもわかるように、腸内環境を始め、犬の体の特徴を考えて作られたドッグフードです。

原材料に穀物類を使用しないことはもちろん、腸内環境改善のために効果的な常在菌、プロバイオティクスと、それを活性化させる働きのあるプレバイオティクスを同時に配合し、シンバイオティクスという手法を用いるなど、こだわりを感じます。

また、アレルギーへの配慮を原材料だけでなく、その量にも気を使い、高たんぱく質フードが合わない犬のために少し控えめの、それでも十分な量を配合したタイプも用意してあります。

歴史はまだ浅いフードですが、期待が持てそうですね。

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アレルギーへの配慮

では、原材料を見てみましょう。今回取り上げるのは「ラム」です。

ラム

新鮮な生肉の使用

リガロの高たんぱくを支えるのが新鮮なラム肉です。

ラム肉はレッドミートの中でも比較的アレルギーが出にくく、栄養素も鉄分やビタミンB群が豊富です。
コレステロールも低く、アミノ酸バランスも優れています。

体を温める効果もあり、さらに脂肪は他の肉に比べると吸収されにくい特徴もあるため、ヘルシーな肉といえます。

たんぱく質量は驚きの37％

高品質で名高いカナダのオリジンと比べても、37％というたんぱく質量は高い値です。
もちろん、高たんぱくであれば何でも良いといわけではありません。
質が悪いものであれば、老廃物にしかなり得ないからです。

リガロの場合、副産物の使用はないと明記してありますが、ヒューマングレードの確認はできませんでした。

良質な生肉、という表現を信用するとすれば、品質は悪くないものであるはずです。

低炭水化物

穀物類を使用していないこと、また、原材料の上位に高GI食品がないことから、リガロは製造するうえである程度低炭水化物への努力はなされているといえます。

ただ、エネルギー源としてタピオカを使用しています。タピオカ自体はグルテンを含まないためアレルギーの可能性は少ないものですが、糖質を含んでいますので、使用がおすすめできるものではありません。

必須脂肪酸のバランスが良い

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のバランスがおよそ3：1で、理想的な配合ですね。

魚に豊富に含まれているオメガ3脂肪酸ですが、実はラムにも多く含まれていて、そういった点でもラム肉のドッグフードはたんぱく源としては優秀な素材といえます。

このように、原材料についてはかなり期待できる内容となっています。

個人の感想ですが、高たんぱく質低炭水化物ドッグフードのオリジンやティンバーウルフなどを参考にしたのかな、という印象を持ちました。

低GI食品のひよこ豆、レンズ豆などの使用も共通する点です。

購入者の口コミ・レビュー

食いつきに関して、評価が分かれていました。

よく食べるという声と、全く食べないという声と、レビュー自体が多くはないのですが、他のドッグフードに比べると食べないという率が高いです。

また、手触りはべたつきもなく良い半面、香りがきついと感じる方もいました。

便の調子もばらつきがあるようで、初めは注意しながら与えた方が良いですね。

価格と購入方法

正規価格だと、1kgあたりおよそ2,300円です。

高たんぱくフードは肉類の含有が多くなるため、安価な穀物類を多用しているフードに比べると価格が高くなるのは仕方のないことです。

リガロの場合、原材料を見ると高価格になるのも理解できるのですが、ヒューマングレードの明記がないことなどから余計高く感じることもあるようです。

購入方法は大手ペットショップやネット通販など、比較的手に入れやすいです。

総評

原材料の組み合わせや、フードローテーションを取り入れて考えている点、プロバイオティクスの効果的な活用など良い面はたくさんありました。

しかし、新鮮で高品質である保証がほしかったですね。

製造管理については、製造工程が不明なのですが、輸入の際の管理や日本到着後の管理など細かく行われているようで、安心できる範囲だといえます。

企業としては輸入元、工場ともに情報が少ないです。
それらのことを総合すると、この価格はちょっと見合っていないかな、という印象です。

以上のことから、総合評価は☆3つです。
今後に期待できるフードだといえます。