SGJ ピュア・オーガニックドッグフードの原材料・成分と口コミ評判

S.G.J.Products「ピュア・オーガニック・ドッグフード・アダルト（オーガニックライン）」は合成添加物を一切使用しておらず、AAFCOの基準を満たしたオーガニック認定のドッグフードです。

原材料となる牛や羊にも抗生物質やホルモン剤を使用せず、飼料となる牧草にも農薬不使用など、安全性にこだわった製品です。

原産国のオーストラリアは家畜の牛に見られる疫病が発生していない国として世界でも認知されています。

まだ、肉の副産物（内臓や羽、くちばし、爪など）も不使用で、肉以外も全てヒューマングレードの原材料を用いています。

ヒューマングレードの素材を使ったフード

では実際に原材料と成分についてみていきましょう。

品質には申し分ないのですが、穀物の使用が多い点が気になります。

ピュアオーガニックに含まれている穀物は、小麦ほどアレルギー性が高い訳ではありませんが、穀物の使用はできるだけ避けたいところです。
第一主原料である牛とラムの次に来る原材料ということで、それなりの量が含まれていることが予想されます。

それぞれ鉄分やカルシウム、マグネシウムなどのミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸、ポリフェノールなどの栄養素を補給する目的で配合されているようですが、もう少し配合が少なくても良いのでは？と感じてしまいます。

せっかくオーガニックで安全性が高くても、使われている素材に注目すると躊躇してしまいますよね。

タンパク質含有量について

その他に、ピュアオーガニックの成分「粗タンパク」はAAFCOの栄養基準で定められている「18％以上」という数値ギリギリである点も気になるところです。

シニア犬や太り気味の犬にはちょうど良いかもしれませんが、活動量の多い犬にとっては物足りないのでは？という印象です。

口コミを見てみると「食いつきが悪い」といったものが多く、肉食である犬にとってはタンパク質含有量が少なく、不満に感じてしまうのかもしれませんね。

製品は、少量の900gから大容量の22.7kgまで用意されており、2.27kgが4000円弱で購入できることから、オーガニックドッグフードの中でも比較的求めやすい価格帯であると言えます。

ただ、同じくらいの価格でもっとグレードの高いドッグフードもありますから、安全面を考慮したとしても、敢えてピュアオーガニックを選ぶ必要があるのか？というところです。