ヤラー(YARRAH)の原材料・成分と口コミ評判

ヨーロッパNO.1のシェアを誇るヤラードッグフードは、100％オーガニックフードとして注目を集めています。原産国はオランダです。

オーガニックという言葉は聞き慣れている方がほとんどだと思いますが、ただ単に無農薬・有機栽培というだけで認定される訳ではありません。

国際基準の資格を持つ第三者機関による厳しい条件をクリアして、初めて真のオーガニック商品としての販売が認められます。

100％オーガニックのドッグフード

原材料となる肉の飼料にもオーガニック食材が使われているなど、細かな配慮が行き届いた安心安全のドッグフードです。
もちろん、肉に抗生物質やホルモン剤の投与は行っていません。

また、合成酸化防止剤などの添加物は使われておらず、酸化防止のために天然成分のローズマリー抽出物を使用し、品質保持のためにクールコンテナで日本へ輸送されます。輸送ルートがしっかりしているのも安心できるポイントですよね。

ただ、手間暇かけて作られた高品質なドッグフードだけに価格が高めです。
ランニングコストがかかるため、メインのご飯ではなく、おやつとして与えたり、手作り食と併用されている飼い主さんも多いようです。

粒が少し大き目なので、小型犬の場合はうまく食べてくれない等の声も挙げられています。

第一主原料は穀物

では実際に全犬種対応の100％オーガニックの原材料や成分をみていきましょう。

価格も高価でオーガニックを謳った安心できる製品。
いったいどのような原材料で構成されているのかというと、驚くことに第一主原料となるのはトウモロコシ、続いて小麦となっています。

トウモロコシや小麦はアレルギー発症率が高いため、本来なら避けるべき原材料です。

また、犬にとっては動物性たんぱく質が必要不可欠なので、第一主原料には肉や魚の動物性たんぱく源がくるべきです。
タンパク源に鶏肉を使っていますが、肉配合率が23％と決して高い数字ではありません。
（理想は30％以上です。）

せっかく素材の品質や製造管理にこだわっていても、原材料のバランスを見た時に疑問を感じてしまいます。

他のシリーズ「ベジタリアン」や「小型犬専用」「パピー」に関しても、トウモロコシや小麦が主原料となっていますし、「シニア」は米とトウモロコシが主原料ということで、いずれの製品も穀物が主体となるドッグフードです。

ちなみに、公式サイトに記載されている製品価格は以下となっています。

1kgあたり2,000円超えということで、かなりコストがかかってしまうことがお分かりいただけるかと思います。

同じ金額を出せばグレインフリーで、もっと高たんぱくな製品が他にもいろいろありますから、よほど他の製品を食べてくれないならともかく、敢えてヤラーを選ぶ必要性を感じないですよね。